ムーブメントの輪列を縦に並べるというユニークな機構の「ゴールデンブリッジ」。コルムはジュネーブ・ウォッチ・デイズで、このコレクションのユニークピースを発表した。本作は彫金やエナメルで表現された蛇やジャングルが、とてもインパクトの強い1本だ。
コルム「ゴールデンブリッジ “サーペント”」Ref.B113/04532
手巻き(Cal.CO113)。19石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KRGケース(縦51×横34mm、厚さ11mm)。3気圧防水。ユニークピース。CHF250,000。
手巻き(Cal.CO113)。19石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約40時間。18KRGケース(縦51×横34mm、厚さ11mm)。3気圧防水。ユニークピース。CHF250,000。
コルムからユニークピース「ゴールデンブリッジ “サーペント”」が登場!
コルムより、新作「ゴールデンブリッジ “サーペント”」が発表された。本作は、同社を代表する、輪列が縦に並んだバゲット型ムーブメントを搭載した「ゴールデンブリッジ」コレクションに属するユニークピースだ。
18Kローズゴールド製のトノー型ケースは、バゲット型ムーブメントには、立体的な蛇と草木が生い茂るジャングルがあしらわれている。これらのモチーフは、デザインから微細彫刻、ペイントまで、職人が100時間近くもの時間を費やして仕上げられたものだ。
ダイアルを見ると目に飛び込んでくる蛇には、ウロコが丁寧にエングレービングされた。なお、バゲット型ムーブメントに蛇が巻き付いており、とても手が込んでいることが分かる。
従来のゴールデンブリッジ同様、リュウズを6時位置に配することで純粋なトノー型を実現していることも、本コレクションの特徴だ。
ジュネーブ・ウォッチ・デイズの取材中、なんと、このユニークピースを着用できる機会を得た。ケースは縦51×横34mm、厚さ11mmと大ぶりだが、全長は短く、またケースが軽いため、装着感は良好だった。
190個を超える数の部品で構成されたムーブメントは手巻き式。小型でありながらも約40時間のパワーリザーブを達成し、ユニークなレイアウトだけではなく、実用性も兼ね備えている。
トランスパレント式のケースバックからは、エナメルによって色付けされたジャングルの中に浮かぶかのようなバゲット型ムーブメントがのぞく。