2024年8月29日より開催されたジュネーヴ・ウォッチ・デイズで、チャペックはアベンチュリンダイアルを備える「アンタークティック」の新作を発表した。新作は“ポーラースカイ”と“フライングダイヤモンド”と呼ばれる2モデルで、それぞれ直径40.5mmと38.5mmのケースサイズのバリエーションが用意されている。世界中の指定販売店およびジュネーブブティック、チャペック公式サイトで受注が可能であり、2025年第3四半期より順次配送予定だ。
チャペック「アンタークティック ポーラースカイ」
チャペックのラグジュアリー・スポーツウォッチコレクションである「アンタークティック」に、新作「アンタークティック ポーラースカイ」が追加された。
自動巻き(Cal.SXH5)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ10.6mm)。120m防水。世界限定99本。583万円(税込み)。
新たに採用されたアベンチュリンガラス製のダイアルは、さながら星空のような、視覚的な深みと繊細な輝きを盤面に演出。アンタークティック・カットのインデックスや、丹念に仕上げられたケースが持つクールなトーンとの対比を見せるだけでなく、調和の取れた輝きをも生み出している。
また、直径38.5mmの「アンタークティックS ポーラースカイ」も同時にラインナップ予定だ。より細い手首に対して、エレガントに、そして快適にフィットするよう設計された、コンパクトなバリエーションとなっている。
自動巻き(Cal.SXH5)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ10.6mm)。120m防水。世界限定77本。583万円(税込み)。
いずれのポーラースカイも、ムーブメントにはCal.SXH5を搭載する。フリースプラングテンプに加え、プラチナ製の効率的なマイクロローターを備えた、ブランド初の完全自社開発ムーブメントだ。トランスパレント式のケースバックからは、7つのスケルトンブリッジを持った、その独特な構造を観賞することができる。
チャペック「アンタークティック フライングダイヤモンド」
「アンタークティック フライングダイヤモンド」は、ポーラースカイと同様にアベンチュリンダイアルを採用し、特徴的なインデックスをダイヤモンドに置き換えたモデルだ。
自動巻き(Cal.SXH5)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ10.6mm)。120m防水。世界限定8本。935万円(税込み)。
計13個のダイヤモンドインデックスは、すべてに象徴的な「アンタークティックカット」が施されており、インビジブルセッティングによってダイアルへ配置されている。文字盤製造のパートナー、GTカドラン社との共同によって実現したこのダイアルは、時計製造における、各分野の専門家との協力が生み出す有用性を証明するものと言える。
ケースサイズは直径40.5mmに加えて、直径38.5mmの「アンタークティックS フライングダイヤモンド」も同時にリリースされる。いずれのモデルも、完全自社製ムーブメントCal.SXH5を搭載しており、トランスパレントケースバックからその装飾を観賞できる。
自動巻き(Cal.SXH5)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ10.6mm)。120m防水。世界限定18本。935万円(税込み)