ジュネーブ・ウォッチ・デイズとは? 2024年新作モデルの取材ついでに、ライブ配信しました! 

2024.09.05

2024年8月29日から9月2日まで、スイス・ジュネーブで開催されていたジュネーブ・ウォッチ・デイズ。このイベントについて、『クロノス日本版』編集部の鶴岡智恵子が現地からライブ配信で解説。配信のアーカイブを掲載するとともに、例によって(申し訳ありません)グダグダな配信となってしまったため、この配信への補足を本記事に掲載する。

会期中、突然の大雨があがった後に架かった二重の虹。すでに8月末だというのに現地は暑く、また、こういった夕立のような雨も最近ではたまにあるという。ジュネーブも、気候変動の影響を受けているのかもしれない。
鶴岡智恵子(クロノス日本版):文・写真
Text & Photographs by Chieko Tsuruoka(Chronos-Japan)
[2024年9月5日公開記事]


現地からライブ配信! ジュネーブ・ウォッチ・デイズとは?

 2024年8月29日から9月2日まで開催されたジュネーブ・ウォッチ・デイズ。今年で開催5回目となるこのイベントは、2020年、ブライトリングとブルガリ、ドゥ・べトゥーン、ジラール・ペルゴ、H.モーザー、そしてMB & Fの6ブランドによってスタートされた。ジュネーブ・ウォッチ・デイズに合わせて新作モデルを発表するブランドもあるが、本イベントは新作見本市のみの性格を持つわけではない。さまざまなイベントが催されており、最近の時計業界の話題を議論したり、ツアーが用意されていたりするのだ。

 また、今年は合計52ものブランドが参加しており、この参加ブランドは各ブティックやホテルを拠点としているという点も、特徴的だ。

 ジュネーブ市とFHHが協賛していることもあり、街中にはジュネーブ・ウォッチ・デイズののぼりが目立ち、各会場にはウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブほど大規模ではないものの(私は行ったことないので、一緒に取材した副編集長から聞いたのだが)、来場者で賑わっていた。

 そんなジュネーブ・ウォッチ・デイズについて、現地からレポートした。


配信中のコメント。質問への回答

・グラスヒュッテ・オリジナルのレディース新作が気になります。
・グラスヒュッテ・オリジナルの展示場へは行かれますか。
→ジュネーブ・ウォッチ・デイズに合わせたリリースではありませんでしたが、グラスヒュッテ・オリジナルも旧市街のブティックで新作モデルの内覧会を開催しており、行ってきました! ローンチ後、webChronosでご紹介していきます!
なお、配信途中にグラスヒュッテ・オリジナルとジラール・ペルゴのレディースウォッチを混同してしまい、大変失礼いたしました。今回グラスヒュッテ・オリジナルのレディースウォッチは実機を手に取りませんでしたが、今年出た「セレナーデ・ルナ」は本当に好きなモデルのひとつです。
また、ジラール・ペルゴのレディースだと「キャッツ・アイ」の“ブロッサム”が欲しいなぁなどと(金はない)。

・そのイベント(ジュネーブ・ウォッチ・デイズ)以外の時計ブランドも見る予定はありますか?
→見てきました! 早く皆さんにお伝えしたいので、頑張って原稿書きます!

・ジラール・ペルゴ情報、お願いします。
→新作速報ではすでに公開しておりますが、来週以降、深掘り記事も作成したいと思います! すごい良かったです。特に“エスメラルダ”。

ジラール・ペルゴの2024年新作モデルは「スリーブリッジ」に要注目!【ジュネーブ・ウォッチ・デイズ】

FEATURES

・DOXA見てきてほしいです。
→最終日に立ち寄ったのですが、時間が遅くてすでに片付けられてしまっておりました……申し訳ありません。でもDOXA、良いですよね。引き続き、注目していきます!

・フレコン見てきて。
→フレデリック・コンスタントも行きました! 後日、webChronosで記事として公開します(早く原稿書かなきゃ)。

・アンジェラスも取材してほしいです。
→アンジェラスがめちゃくちゃ良かったんですよ……! 下手くそな英語で、通訳の坂田氏に手伝ってもらいながら、一生懸命「これは日本の時計愛好家、好きですよ……!」って伝えておきました。こちらも、記事にします!

・MINGも出てるんでしたっけ?
→出てました! 最終日の遅い時間で、ちょうど撤収しようとしているところだったのですが、快く新作モデルを見せていただきました。本記事で後述します!

・L’EPEEさんも!
→申し訳ありません、L’EPEE取材できませんでした……面白いブランドですよね。昨年シンガポールウォッチフェアも取材に行ったのですが、出展してました。


配信内で共有できなかった画像

 併せて、配信内で共有できなかった画像も掲載する。それぞれの詳細については、別途記事にしたい(早く原稿書きます)。

トリローブ

フランスの時計ブランド、TRILOBE。「『違い』を愛すること」をコンセプトに掲げる。ディスク周りなどがしっかり仕上げ分けされてて、真面目に高級時計を作っていることがよく理解できるモデルだった。

チャペック

チャペックの新作モデル「アンタークティック ポーラースカイ」。アベンチュリンガラスの文字盤にも目を引かれるが、「アンタークティック」のスタイルに合わせて開発されたダイヤモンドのアンタークティック・カットも要注目だ。

MING

MING

マレーシアで誕生した時計ブランド、MINGの新作「20.01 Series 3」。文字盤のパターンは蓄光塗料が施されており、暗闇で見ると圧巻。


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