ジェラルド・チャールズ・ジェンタのふたつのファーストネームを冠したブランドとして、2000年に誕生した「ジェラルド・チャールズ」。アイコニックなケースフォルムをそのままに、ドゥカティ916とコラボレーションした、特別モデルをジュネーブ・ウォッチ・デイズに合わせて発表した。
自動巻き(Cal.GCA 3002JH)。38石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。カーボンケース(縦41.9×横39mm、厚さ11.15mm)。10気圧防水。世界限定250本。予価791万100円(税込み)。
ジェラルド・チャールズ「マエストロ4.0ドゥカティ30°アニバーサリー916」
2000年に誕生したジェラルド・チャールズ。このブランドは、さまざまな名作時計をデザインしたジェラルド・チャールズ・ジェンタの、ふたつのファーストネームを冠している。そんな同ブランドから、イタリアのモーターサイクルメーカー、ドゥカティとのコラボレーションモデル「マエストロ4.0ドゥカティ30°アニバーサリー916」が発表された。本作は「ドゥカティ916」の30周年を記念した世界250本の限定モデルである。
ダイアル中央には、ドゥカティ916のホイールをあしらったデザインが取り入れられており、その周囲にはレッドのスーパールミノバを充填したアラビア数字が並ぶ。本作には、同社で13年以上ぶりとなるジャンピングアワー機構が搭載されており、分針が1周するごとにディスクが反時計回りに回転し、12時位置の小窓に時間を表示する。
ケースは、ブラックカラーのカーボン製。マットブラックのセラミックス製ベゼルと、グレード5チタン製のリュウズ、ケースバック、ストラップのバックルが組み合わされている。ケースバックにセットされたサファイアクリスタルには、ドゥカティ916のロゴがプリントされ、コラボレーションモデルならではの特別感を高める。
ムーブメントは、新たに開発された自社製自動巻きのCal.GCA 3002JHだ。ブリッジにはコリマソン、コート・ド・ジュネーブ、ペルラージュの装飾が施され、ゴールドカラーのローターには、ブランドを象徴するハニカムモチーフが与えられている。