液体で時刻を表示するHYT。「T1」シリーズに新作モデルを3種追加！【ジュネーブ・ウォッチ・デイズ】

“ハイドロ・メカニカル・オロロジスト”の略語をブランド名に持つHYTは、「液体で時刻を表示する」をコンセプトとする時計ブランドだ。そんなHYTの「T1」シリーズに、新作モデルが3種、登場した。

HYTの2024年新作「T1 ミレジメ エディション」

　HYTが2024年に発表した「T1」シリーズに、新たなカラーバリエーション3種が追加された。いずれも鮮やかなカラーダイアルを特徴としており、チタン製ケースのモデルはパープルダイアルとグリーンダイアルの2種類、18Kゴールド製ケースのモデルはチョコレートダイアルの1種類がラインナップする。本作は数量限定ではないが、2024年9月から2025年4月までの期間限定で販売される。

　縦方向のサテン仕上げが施されたダイアルの外周にはガラス製キャピラリーがセットされ、内部を満たす液体が12時間で1周する。センターには分針、2時位置にはパワーリザーブインジケーターが配されている。

　ラグのないシャープな八角形のケースは、人間工学に基づいたフォルム。ケースラインから自然につながるリュウズガードやリュウズも、本作ならではのユニークなポイントだ。

　ケースとシームレスにつながるラバーストラップは、ブラックの他、ダイアルに合わせたカラーも用意されている。プッシュボタンを押下することでケースから脱着することが可能なクリックアウトモードを備えており、簡単にストラップを交換することが可能だ。

　搭載するCal.501-CMは、手巻き式の自社製ムーブメントだ。シースルーバックを通して、流体を制御するベローの動きや、サテンとサンドブラストによる仕上げを楽しむことができる。