ジャン‐クロード・ビバーとその息子、ピエール・ビバーによるブランド、ビバーは新たなCEOにジェームズ・マークスを任命した。彼はビバー家の友人であり、フィリップス パーペチュアルの副社長兼国際部門責任者を務めていた人物だ。
左から順に、ジェームズ・マークス新CEO、ジャン‐クロード・ビバー、ピエール・ビバー。ジヴランのアトリエにて。
豊富な経験と新たな視点が、ビバーにもたらされることを期待
ジャン‐クロード・ビバーとピエール・ビバー、ビバーのふたりの創設者は、ブランド体制を強化するため、ジェームズ・マークスをCEOに任命。この人事は、ビバーにとって新たな段階となるものであり、ブランドのビジョンとプランニングを確固なものとする新作リリースと時期を合わせたものである。
ジェームズ・マークスはビバー家の長年の友人であり、高級時計業界で敬意を表されている人物である。彼は「この新しい冒険に豊富な経験と新たな視点をもたらし、ビバーの創設者である父子の精力的なコンビを補完する」と、期待されている。
ジェームズ・マークスは、フィリップス パーペチュアルの副社長兼国際部門責任者を務め、実店舗とeコマース双方を指揮。オークションにおいては、いくつもの世界記録を打ち立てた。それ以前は、投資銀行家およびポートフォリオマネージャーとして、数々の重要なポストを歴任している。
なお、ジェームズ・マークスは新たなCEO職に加えて、この6年間勤務してきたフィリップス・オークションハウスでコンサルタントとしてのポストを兼務することも付け加えておく。
時計業界で50年の経験を持つジャン‐クロード・ビバーと、23歳の息子ピエール・ビバー、このふたりは、2023年3月にこのビバーというブランドを創設した。