クロノス日本版の1月号(Vol.116)が、2024年12月6日(金)に発売された。第一特集は「新型ムーブメント深掘り鑑定術」と題し、各社の新型ムーブメントを検証・解説する。
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Chronos 1月号(vol.116)12月6日発売
第一特集 新型ムーブメント深掘り鑑定術
2000年代以降、実力派ウォッチメーカーや名だたるハイエンドブランドは、独創的かつ華のある複雑ムーブメントの開発に注力し、その覇を競い合っていた。また、一部グループによるエボーシュムーブメントの囲い込み問題が勃発すると、ベーシックな基幹ムーブメントの内製化にも努めてきた。
だが、それも今は昔。2015年以降、世界の時計市場を席捲してきたいわゆる“ラグジュアリースポーツウォッチ”の台頭によって、時計市場におけるキープレイヤーたちは外装のデザインや素材に一層の資源を投入するようになった。だが、そんな市場動向を横目に、独自のムーブメント開発の重要性を常に認識し、着々と新型ムーブメントの研究開発に邁進してきた“心ある”ウォッチメーカーたち。その成果である“見るべき”新型ムーブメントを深掘りし、その真価を検証・解説する。
第二特集 アイコニックピースの肖像84 ゼニス「デファイ」
1969年に発表された初代デファイのコレクションは、そのラインナップの多様さから、近年のゼニスが注力するリバイバル路線の金鉱脈となった。しかしそのコレクション名の通り、デファイで試みられてきたプロダクトヒストリーは、時代時代を象徴するゼニスの挑戦の足跡でもあった。デファイが辿り着いた、現代の帰結点を考察する。
第三特集 シンガポール発、独立時計師 & スモールメゾンの祭典 IAMWATCH
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アワーグラスが主催し、シンガポールで行われた「IAMWATCH」は、独立時計師とスモールメゾンを軸に据えた一大時計イベントだ。マイケル・テイは何を見越して、IAMWATCHの開催を決めたのか?世界的リテーラーが始めた新たな試み。その全貌をお届けする。
[別冊付録]オーデマ ピゲ 終わりのない創造の旅
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[別冊付録]ユリス・ナルダン 時を彩る芸術と革新技術
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