ちょっした工作。プラスチックの板を帯状に切り、セロテープで貼り付けてブレスレットを固定するリングを作る。
撮影の前に、少しだけ工作をしよう。コレクションケースに収めて撮るのも良いが、どうせだったら置き撮りをしたいので、まずはブレスレットにかませるリングを作りたい。プラスチック板を帯状に切り、セロテープで丸めてリングを作る。プラスチック板が柔らかすぎるようであれば、同様のリングを2枚入れてより強く固定したい。もしくは簡単に曲がるワイヤーを使う。もちろん、大切な時計なので、ワイヤーを使う場合は保護用のテープを巻いた方が安心だ。これでベルトの形状が見栄えよくなり、腕に装着した状態に近くなる。
プラスチック板もしくはワイヤーをブレスレットに巻いたら、ちょっとしたセットを組んでみよう。ベロアなどの黒っぽい布を敷くと雰囲気が出て、なおかつ高級感も得ることができるので試してみてほしい。時計を布にセットしたら、クリップと三脚でスマートフォンを固定して、脚の高さなどを調整しながら構図を定める。
×照明が写りこんで黒文字盤が全く出ておらず、全体にイエローがかってしまった。
×照明を落とし、窓際で自然光を拾いながら撮ったカット。文字盤にしまりが全くない。
△黒い紙で時計を覆ってみる。文字盤のニュアンスは出ているが、針の両サイドの金属部分とインデックスが黒くつぶれてしまった。
ここで便利なのが100均などで売っているリモートシャッターなのだが、実はiPhoneの純正イヤホンならばボリュームの+ボタンでシャッターが切れるので、iPhoneユーザーは是非こちらを活用してもらいたい。
構図もOK。シャッターを切った。でも、外光で文字盤の黒がなんだか白っちゃけてしまう。では、黒をしめるためにはどんな方法を使おう。一番簡単なのは、プラスチックの板などに黒い紙を貼って時計を覆う方法だ。
改めて撮影。黒のニュアンスはよく出ているが、今度は針の両サイドの金属部分が黒くつぶれてしまった。うーん難しい。では次に、黒ではなく、グレーの紙を使ってみよう。紙を同様に板などに貼る手順は同じ。