ノルケインが2025年に発表した新作腕時計を紹介する。「インディペンデンス」のフライバッククロノグラフモデルに2種の新作が追加されたほか、最高峰ライン「ワイルドワン」のスケルトンモデルへ、39mmのニューサイズモデルが加わった。
2025年新作「インディペンデンス・ スケルトン・クロノ 42mm」
2024年に登場したフライバッククロノグラフモデル「インディペンデンス スケルトン クロノ」より、パープルとジェイドカラーの2種の新作モデルが登場した。

自動巻き(Cal.NK24/1)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約62時間。Tiケース(直径42mm、厚さ13.9mm)。100m防水。116万6000円(税込み)。

自動巻き(Cal.NK24/1)。31石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約62時間。Tiケース(直径42mm、厚さ13.9mm)。100m防水。世界限定500本。129万8000円(税込み)。
インディペンデンス スケルトン クロノは、大胆なオープンワーク仕様のダイアルと、フライバッククロノグラフムーブメントを採用する、前衛的な機能美が魅力のスポーツウォッチである。今回新作モデルとして、鮮やかな2色の選択肢が加わり、その個性的な一面がいっそう強調された。さらに、直径42mmのケースにグレード5のチタンが採用されたことで、いずれのモデルも優れた耐傷性と軽やかさを獲得するに至っている。

基本的な仕様は、従来モデルと同様である。ムーブメントには「ノルケイン 8K マニュファクチュール キャリバー」が搭載されており、ケース2時、4時位置のプッシャーによって、フライバッククロノグラフの操作が可能だ。また、サテン仕上げの
ダイアルからは、クロノグラフの精緻な駆動を見ることができる。ブラックと、各モデルのテーマカラーに合わせて彩られたブリッジが、本作のオープンワークの顔立ちに洗練された独創性を与えている。

両モデルともダイアルと合わせたカラーリングのラバーストラップが取り付けられており、また、ケースサイドにはブランドを象徴するノルケインプレートを持つ。このプレートには購入者の要望に合わせて、記念日や座右の銘などを記すことができる。
なお、ジェイドカラーモデルは世界限定で500本のみが販売される。
2025年新作「ワイルドワン スケルトン 39mm」
ノルケインの独自素材“NORTEQ(ノルテック)”を採用する「ワイルドワン」のスケルトンモデルに、直径39mmのケースサイズが新たに追加された。

自動巻き(Cal.NO8S)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。ノルテックケース(直径39mm、厚さ11.75mm)。200m防水。92万4000円(税込み)。

自動巻き(Cal.NO8S)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。ノルテックケース(直径39mm、厚さ11.75mm)。200m防水。92万4000円(税込み)。

自動巻き(Cal.NO8S)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。ノルテックケース(直径39mm、厚さ11.75mm)。200m防水。92万4000円(税込み)。

自動巻き(Cal.NO8S)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。ノルテックケース(直径39mm、厚さ11.75mm)。200m防水。400本限定。92万4000円(税込み)。
本コレクションのトピックは、重さ64gという軽やかさを備えつつも、200m防水および5000Gの耐衝撃性を実現している点だ。この耐衝撃性はノルテック、ラバー製ショックアブソーバー、チタン製コンテナを組み合わせた独自の耐衝撃構造によるものであり、42mm径のワイルドワンと同様に、あらゆる環境に対応する万能スポーツウォッチに仕上がっている。
カラーリングは、性別を問わない手元を彩るカラフルな4色がラインナップ。中でもミントグリーンカラーは限定色となっており、世界限定400本のみが販売される。また、それぞれのモデルは、ノルテック製ケースと共通する色合いのラバーストラップを備えており、時計全体にブラックと鮮明なカラーリングとのコントラストが映えている。

4モデルは、共通してCal.N08Sを搭載している。COSC認定クロノメーターでありながら、梁構造(ビーム構造)の建築原則に基づいた設計によって、優れた安定性と耐久性を備えたムーブメントだ。約41時間のパワーリザーブを備えており、ダイアルからは、その独特の構造を見ることができる。