思い入れのあるウォッチやジュエリーとの出会い、初めて購入したものについての思い出はどのようなものでしょう?
さまざまなシーンで活躍している女性たちのストーリーをご紹介します。
MEGUMIさん
『+コラボレート』というサイトを運営していて、サイト上での呼びかけに応じたアーティストとコラボした作品を発表したり、おすすめのコスメ情報などを発信したりしているMEGUMIさん。
美に対する感性が鋭く、ファッショナブルな彼女の左手薬指にはまるでカレッジリングのようなリングが。「人とかぶらない結婚指輪を」とご主人でミュージシャンの降谷建志さんとデザインしたもの。ゴールドのボリュームのあるリングで、アームにはさまざまな文様が彫られており、イニシャルの印された大きなルビーがセンターに。「個性的でとても気に入っていて年々愛着が増しています」と言う。
陶器のような透明感のある滑らかな肌に濃いピンクの口紅が映えるMEGUMIさんが、大切そうにアクセサリーケースから出してくれたのは美しいテリのピンクがかったパールのネックレス。ご主人のお母様から贈られた思い出の品だ。「私のために時間をかけて質の良いパールを探してくれたようです。実はそれまで、“パール=大人”というイメージで敬遠していたのですが、臆せず身に着けていたら着けこなせるようになってきて。冠婚葬祭にも、カジュアルなTシャツに合わせても素敵で、すっかり私の定番になりました」。
そんなMEGUMIさんに時計についてうかがうと意外な答えが。「自分で買った時計は人生でひとつだけなんです」。10年ほど前、1930年代のロレックスの腕時計を買った。「服も器も古いものが好き。ある時、『アンティークの時計が欲しい』と思って半年探してようやく巡り合えました! 華奢な金色のブレスレットに、丸型で白い文字盤、まるっこい数字のフォントもかわいくて。とても気に入っていたのですが、手巻きですし、メンテナンスも大変で、人に譲ってしまいました。今は子育て真っ盛りなので、もう少し落ち着いたら、カルティエの『パンテール ドゥ カルティエ』ウォッチを狙っています」と明かしてくれた。