昨年までスウォッチ グループのブランドが出展していたホール1.0(1階)の跡地。写真右手は新設のプレスセンター。過去最大規模の作業スペースが設けられたほか、これまでは近隣ホテルに設置されていたプレス用ロッカーもこちらに移動された。写真左手奥にはレストランが追加された。
広田雅将(クロノス日本版):文
Text by Masayuki Hirota(Chronos-Japan)
Text by Masayuki Hirota(Chronos-Japan)
“ビッグ5”の一角であったスウォッチ グループの離脱に加えて、来年からはSIHHと時期を繋げて開催するなど、大きな転換期を迎えるバーゼルワールド。しかしながら、多くのメーカーは残留の意向を示して留まったし、あるメーカー関係者曰く、バーゼルワールドの新しい運営チームは「別の組織になったかと思うほど、フレンドリーになった」。もちろん、「今や大きな見本市には意味がなくなった」という辛辣なコメントも少なくない。
しかし、時計を一堂に見られる場としてのバーゼルワールドは、今なお重要だし、それは今後も変わらないだろう。長らく「多様性の揺籃」であり続けてきた世界最古の時計見本市。
では、2019年のバーゼルワールドには、どんな新作が並ぶのだろうか? 明日3/22より随時速報していきたい。