Chronos 5月号(vol.82) 4月3日発売
■第一特集
ジュネーブ市場を掴む底力
ジュネーブ市場を掴む底力
2019年1月14日~17日までの4日間開催されたSIHH2019。昨年はエルメス、今年はボヴェがSIHHに新たに参画するなど、独立系ブランドが集結する「カレ・デ・オルロジェ」とともに、着々と出展社を増やし、その勢いを増してきたSIHH。だが、今年のSIHHを総覧して〝地味だった〟という意見が聞こえる中、本誌取材チームは、ウォッチマーケットを掴むジュネーブ組の底力を確信した。それら注目ブランドの新作詳報をお届けする。
■第二特集
アイコニックピースの肖像51 ブレゲ マリーン
アイコニックピースの肖像51 ブレゲ マリーン
ブレゲのスポーティーラインとして誕生したマリーンは、時代の要請とブレゲの成熟を反映して、その姿を大きく変えてきた。1990年の第1世代、2004年の第2世代、そして2018年の第3世代……。ブレゲはマリーンの意匠に関して何を改善し、オリジナルから何を受け継ごうとしてきたのか?歴代モデルからその歩みを振り返りたい。
■第三特集 第1世代のウォッチデザイナー
エディ・ショッフェル斯く語りき
エディ・ショッフェル斯く語りき
1964年からフリーデザイナーとして活躍し、90年代以降はブライトリングのデザインワークを一手に任されてきたエディ・ショッフェル。生涯をフリーランスとして過ごした氏だが、ブライトリングの体制変更に伴うデザインチームの刷新を経て、現在は事実上の引退状態にある。第2の人生を歩み始めた“第1世代のウォッチデザイナー”が、自ら手掛けてきた近代ウォッチデザインの全容と裏側を語ってくれた。
■腕時計パラノイア列伝 第30回
年差±1秒をかなえたシチズンの情熱
年差±1秒をかなえたシチズンの情熱
シチズンの技術者たちが長年追い求めてきた「誤差0秒への挑戦」。その伝統と情熱を受け継いだ若き技術者とデザイナーが中心となって、ついに誕生した年差±1秒を成し遂げた腕時計。自律型のアナログ式光発電腕時計として世界最高精度を極めた技術とノウハウの集大成を明らかにする。