全世界の時計好きと音フェチ感涙!! webChronosがお送りする「音で知る高級時計の世界」シリーズは“時計の音”にフォーカスした4K動画です。時計が発する音を愉しみつつ、美しいムーブメントの姿や針の動きなどを4Kの高画質で堪能してください。作業用BGMに、仕事終わりの晩酌のお供に。今回は手作業による仕上げの美しさに定評のあるローマン・ゴティエより、「ロジカル・ワン」を紹介します。ヘッドホン推奨です。
ローマン・ゴティエ「ロジカル・ワン」
倍速再生でフュゼチェーン機構の動きが明らかに
ロジカル・ワンの見どころといえば、やはりフュゼチェーン(鎖引き)機構。
主ゼンマイが巻き上げられ、解け切るまでのトルクを一定に保つ役割を担うチェーンの動きを倍速再生によってお見せします!!
またポリッシュが施された18KWGケースをはじめ、仕上げの美しいムーブメントやブラックエナメルダイアルなど、ロジカル・ワンらしさが際立つディテールをなめる様に撮影。2万8800振動/時のビート音とともに、お楽しみください。
紹介モデル概要
ローマン・ゴティエ「ロジカル・ワン」
手巻き(Cal.LogicalOne)。37石(+フュジー26石)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。18KWG(直径43mm)。5気圧防水。1800万円(税別)。
手巻き(Cal.LogicalOne)。37石(+フュジー26石)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。18KWG(直径43mm)。5気圧防水。1800万円(税別)。
ローマン・ゴティエを代表するモデル。定力装置としてフュゼチェーン(鎖引き)機構を8-10時位置に搭載する。従来のフュゼチェーンでは、チェーンをフュゼに複数回巻きつけるため個々のリンクを小さくする必要があり、それぞれのリンクが脆くなってしまうことや、香箱がフュージを引っ張るのに使用するチェーンが角度を伴って動力を伝達するため、効率が悪化するなどの問題があった。
ロジカル・ワンではこれら問題を解決するため、反時計回りに最大300°動くスネイルカムを10時位置に配し、パワーリザーブの約46時間をかけて、8時位置のホイールにチェーンを1周巻いていく方式をとっている。また、各々のチェーンには摩擦を減らすためにルビーが埋め込まれる。