【4K動画】「スイスに追い付け、追い越せ」の精神が生んだ稀代の名作/精工舎(セイコー)「セイコーシャ ナルダン型」

2020.08.17

全世界の時計好きと音フェチ感涙!! webChronosがお送りする「音で知る高級時計の世界」シリーズは“時計の音”にフォーカスした4K動画です。時計が発する音を愉しみつつ、美しいムーブメントの姿や針の動きなどを4Kの高画質で堪能してください。作業用BGMに、仕事終わりの晩酌のお供に。今回は戦前に精工舎が生んだ稀代の名作懐中時計、「セイコーシャ ナルダン型」をお届けいたします。ヘッドホン推奨です。

精工舎「セイコーシャ ナルダン型」

音で知る高級時計の世界/精工舎(セイコー)「セイコーシャ ナルダン型」
撮影・編集:吉江正倫

ユリス・ナルダンを参考にした精工舎の超高級機

「スイスに追いつけ、追い越せ」精神から、当時の高級懐中時計のベンチマーク的存在だったユリス・ナルダンを模倣した超高級時計が「セイコーシャ ナルダン型」です。

 特に今回はその中でも貴重な「18石」「6姿勢調整」仕様の動画をお届けいたします。その後のセイコー製懐中時計とも違った、特徴的なブリッジ形状などと共に気持ちのいい1万8000振動/時のビート音をご堪能ください。

見所箇所

0:01 リュウズ巻き上げ
0:04 ムーブメント側巻き上げ
0:19 時間合わせ
0:26 ムーブメント ディテールカット①←注目ポイント
0:43 ムーブメント 回転
0:48 ムーブメント ディテールカット②←注目ポイント
1:32 ムーブメント 寄りで回転
1:59 ダイアル ディテールカット←注目ポイント
2:43 ダイアル 回転

紹介モデル概要

セイコーシャ ナルダン型

精工舎「セイコーシャ ナルダン型」
手巻き。18石。1万8000振動/時。

戦前に精工舎より発表された超高級懐中時計。当時の高級時計の代表とも言えるユリス・ナルダンとロンジンの長所を取り入れている。ムーブメントは16石仕様のほか、17石や18石仕様があり、またケース素材もクロームやプラチナ、銀などいくつかから選べた。