人気のシリーズ カンパノラ コスモサイン
シチズン時計が手がけるブランドのひとつに、カンパノラがある。「宙空の美」をデザインコンセプトに据えた美しいビジュアルが映える。
その中でも壮大な宇宙を感じさせるシリーズ「カンパノラ コスモサイン」について詳述していこう。
コンセプトは「宇宙」を時計に閉じ込めること
カンパノラ コスモサインのコンセプトは、「宇宙」を時計に閉じ込めることにある。時と切り離すことができない宇宙の存在を、ダイアルという小さな空間の中に創造している。
風防には球面加工したサファイアガラスを採用。平面ガラスの数倍の手間を経た球面ガラスは、どの方向から見ても美しいフォルムを描く。また、ガラスの裏表両面に、光の反射を抑えるクラリティ・コーティングを施しているため、星や月の動きがクリアに見て取れる。
星の位置がわかる 星座盤モデル
カンパノラ コスモサインでは、大きくふたつのモデルが用意されている。「星座盤モデル」と「月齢盤モデル」である。
まず星座盤モデルは、ディテールまで緻密にレイアウトされた星座盤によって、天体の運行を見事に再現している。自分の腕元で、星の動きが再現されるのだ。
北緯35度の位置で確認できる恒星と星雲・星団の表示は、版を14回重ねることによる精密な印刷で可能とした。星座盤は反時計回りに回転し、リアルタイムの空の様子を正確に伝えてくれる。
月の満ち欠けを一目に 月齢盤モデル
一方、月齢盤モデルは、月齢(新月を0とし、月の満ち欠けを示す数)をあらわす独創的なクォーツ時計だ。ダイアルには月の満ち欠けがディスプレイされ、月齢から、月と太陽の位置、太陽の出没時刻までも教えてくれる。
さらに、月の表面にあるクレーターの場所に至るまで緻密に描き込まれた完成度の高さも驚きだ。
時針が24時間で1周するのに対し(24時間盤)、月齢盤は異なるスピードで回転する。24時間50分29秒という周期を持つ内周によって、月の満ち欠けが相違なく再現されている。
カンパノラ おすすめのモデル3選
宇宙へのロマンをダイアルに詰め込んだカンパノラ コスモサインの中でも、おすすめの3モデルについて、具体的に紹介しよう。
定番の星座盤モデル AO4010-51E
まず取り上げるのは「AO4010-51E」だ。この定番の星座盤モデルの文字板には、宇宙を連想させる漆黒を採用している。
また、文字盤の下半分に描かれた方位高度線をグレーに変更し、コントラストを落としたことで、従来のモデルより星座の視認性が高まっている。
数多の星をちりばめた文字盤は、装飾としても美しいが、実際の星座や月齢、日の出・日の入りの時刻などを正確に教えてくれるロマンに満ちた仕様なのだ。
独創的なダイアルの月齢盤モデル AA7800-02L
月齢盤モデルの「AA7800-02L」は、カンパノラ コスモサインの中でも特に独創的なモデルといえる。一目でそれとわかる最大の特徴は、ダイアルのデザインにある。
文字盤の外側に満ち欠けする月が配置されている。それゆえ、即座にその時の月齢を把握することが可能だ。
伝えてくれるのは月齢ばかりではない。月と太陽のポジション、太陽の出没時刻なども知らせてくれる同モデルには、コスモサインの魅力が凝縮されている。
装着感を高めた小ぶりケース AO1030-09L
「AO1030-09L」は、従来のモデルよりケース径を5mm小さくした39mm。小ぶりケースを好む人や、手首の細い人にも違和感なくフィットする。
緻密な意匠が施された星座盤には、実に452個の恒星や、119個もの星雲・星団があしらわれている。
腕元に星空が広がるコスモサイン
時を知ることは、宇宙とのつながりを感じることでもある。カンパノラは、それを実感させてくれる時計だ。
人気モデルであるコスモサインは、同ブランドの中でも特に宇宙の存在を強く感じさせてくれる。壮大な宇宙を閉じ込めたコスモサインを身に着け、ロマンを感じてみてはいかがだろうか。
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