ハイテクセラミックスの革新者ラドーによる、新色&モノブロック構造の「トゥルー シンライン アニマ」

FEATUREWatchTime
2020.09.02

ラドーはハイテクセラミックスを腕時計の外装に採用した先駆者であり、この分野の革新者である。デザインを重視し、素材使いの限界を押し広げるとともに、カラーパレットも充実させてきた。このたび、オープンワーク文字盤に、新色マットオリーブグリーンカラーを組み合わせた「トゥルー シンライン アニマ」を発表した。

Originally published on watchtime.com
Text by Mark Bernardo

ラドー 「トゥルー シンライン アニマ」

トゥルー シンライン アニマ

Ref.R27112312。自動巻き(Cal.ETA A31.L02)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約64時間。ハイテクセラミックス(直径40.0mm、厚さ9.0mm)。3気圧防水。世界限定2020本。31万円(税別)。

「アニマ」はラテン語で空気、息吹、魂などを意味する言葉だ。「トゥルー シンライン アニマ」が文字盤の全面的なオープンワーク仕様によって、解放感があることからこのモデル名が付けられた。搭載する自動巻きムーブメントは、受けと地板の素材をブラック陽極酸化アルミニウムへとカスタマイズしたETA A31.L02で、これにより一層の軽量化を実現している。パワーリザーブは約64時間で、ブラックDLCコーティングが施されたローターを備える。フランジはオリーブグリーンカラー、インデックスや針はロジウムカラーの組み合わせだ。スケルトン加工によって全体をあらわにしたカレンダーディスクは6時位置に窓を設けることでデイトを表示する。

トゥルー シンライン アニマ

カレンダーディスクまであらわにしたオープンワーク仕様の文字盤。

 セラミックケースは、軽量で傷に強いことが特徴だ。ラドーはさらなる薄型化を目指してモノブロック構造を作り上げ、そして本作でまったく新しいマットなオリーブグリーンカラーを与えた。ケース直径は40.0mm、厚さは9.0mmだ。サファイアクリスタルケースバックを備え、その外縁は「LIMITED EDITION ONE OUT OF 2020」の文字の入ったチタン製リングをあしらっている。

トゥルー シンライン アニマ

ブラック陽極酸化アルミニウム製の受けとブラックDLCローターが鑑賞できるサファイアクリスタルケースバック。

 ブレスレットもオリーブグリーンカラーのハイテクセラミックス製という同色同素材の組み合わせだ。3段折のチタン製フォールディングバックルが付属している。

トゥルー シンライン アニマ

トゥルー シンライン アニマは2020年7月より税別31万円で発売中だ。2020本の限定モデルである。


Contact info: ラドー/スウォッチ グループ ジャパン Tel.03-6254-7330