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Chronos 1月号(vol.92) 12月3日発売
■第一特集 2020年の新作全総覧
未曾有のコロナ禍による見本市の相次ぐ中止が、高級時計市場に大きなインパクトをもたらした2020年。そんな激変した時計市場の1年を振り返ったとき、見るべきトレンドはあったのか?そして、改めて取り上げるべき、魅力的なモデルはあったのか?2020年にリリースされた新作を、多面的な視点から総括する。
■第二特集 アイコニックピースの肖像61 ジャガー・ルクルト マスター・コントロール
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1992年以降、ジャガー・ルクルトの屋台骨であり続けるマスター・コントロールコレクション。レベルソほどの分かりやすさは持っていないが、それ故にこのコレクションは面白さに満ちている。同社のブレッド&バターであるマスター・コントロール。その長くて興味深い歩みをひもといていこう。
■第三特集 創業175年の軌跡不撓不屈のA.ランゲ&ゾーネ
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■腕時計パラノイア列伝 第40回 「世界で評価される日本の若手時計師」
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どの分野においても、日本だけでなく、世界を舞台に評価され、活躍する日本人がいる。スイスを中心とする高級時計の世界も例外ではない。今回は、世界で評価され始めた日本の若手時計師に迫る。
別冊付録 「CODE 11.59 セカンドステージへの飛躍」
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膨大なアーカイブの中からオーデマ ピゲのDNAを丹念に抽出・再検証して次世代機を構築するというコンセプトから誕生した「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」。ローンチイヤーとなった2019年時点のラインナップですでに、コンプリケーションのプラットフォームとしての資質の片鱗を見せ始めていたが、2020年はそれが大きく飛躍を遂げた。記号化されたオーデマ ピゲのDNAは一度「CODE 11.59」に集約され、そこを起点に多様なコレクションへと拡散を始めたのだ。