一流のセレブたちは一体どんな腕時計を選ぶのか? 世界のセレブたちのワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は総合格闘家でありYouTuber、そして朝倉未来の弟である朝倉海の腕時計を紹介しよう!
朝倉 海
1993年10月31日生まれ、愛知県豊橋市出身の朝倉海(あさくら・かい)。人気格闘家、朝倉未来(あさくら・みくる)の実弟だ。兄の誘いで会社員を辞め朝倉海は格闘技の道へ進み、2014年に「THE OUTSIDER」55-60kg級初代王者を経て、2020年8月にはRIZINバンタム級王者の座に君臨した。2020年大みそかの格闘技イベント「RIZIN.26」では因縁の相手、堀口恭司と1年4カ月ぶりの対戦をした。
朝倉未来の影響で始めたYouTubeではチャンネル登録者数が80万人を突破。高級車メルセデスAMGの納品の瞬間や、洋服を豪快に買い物する様子などプライベートでの楽しみ方も見せ、ファッション好きとしての一面も知られている。練習中のウェアや私服はサンローランやメゾン マルジェラなどのハイブランドを愛好するようだ。
「RIZIN.23」の会見時に見せた腕時計
今回紹介する写真は、バンタム級王座決定戦となる「RIZIN.23」で扇久保博正との一戦を前に2020年7月に撮られた1枚である。この時に着けていた腕時計を見てみよう。3つ目のサブダイアルと8ポイントダイヤモンドのある黒文字盤、そしてイエローゴールドとステンレススティールのコンビ仕様のケースが見える。この特徴を備えた時計といえば、ロレックス「ロレックス オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」のRef.116503NGが考えられるだろう。
ロレックス「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」
ロレックスが名門自動車レース「デイトナ・インターナショナルスピードウェイ」のオフィシャル・タイムキーパーを務めた1963年に誕生した「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」。ステンレススティールモデルを筆頭に世界的な人気を博す腕時計だ。
朝倉海が着用するのは、コンビモデルの第2世代116503の系統にあたるRef.116503NG。116503は、搭載されるクロノグラフムーブメントがゼニス製のエル・プリメロから、ロレックス製のキャリバー4130へと切り替わった2000年より展開されたシリーズだ。Ref.116503NGはメインダイアルにブラックマザー・オブ・パールを備え、クロノグラフカウンターに自社開発素材のイエローゴールドクリスタルを組み合わせた仕様である。直径40mmのケースサイズながら、装飾性によって存在感は大きい。ルックス人気も高い朝倉海の腕元を程よく華やかに飾っている。
この腕時計を見せた約1カ月後、朝倉海は見事RIZINバンタム級王者の座に輝いた。2021年は海外への挑戦もしたいと意気込む朝倉海。活躍が楽しみだ。
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