全世界の時計好きと音フェチ感涙!! webChronosがお送りする「音で知る高級時計の世界」シリーズは“時計の音”にフォーカスした4K動画です。時計が発する音を愉しみつつ、美しいムーブメントの姿や針の動きなどを4Kの高画質で堪能してください。作業用BGMに、仕事終わりの晩酌のお供に。今回はエル・プリメロの最新バージョンを搭載した新型モデル、ゼニス「クロノマスター スポーツ」の1時間Ver.。動画視聴の際はヘッドホン推奨です。
ゼニス「クロノマスター スポーツ」
“エル・プリメロ2”が量産モデルに初搭載
1969年に登場した自動巻きクロノグラフの名機、エル・プリメロ。発売以来、細やかな改良を繰り返してきた同ムーブメントが初の大型アップデートを施したのが2019年のこと。その後、アップデートされたエル・プリメロ2ことエル・プリメロ3600は20年の限定モデルで初搭載されたのち、21年、ついに量産機でも紹介されました。
それが今回紹介する「クロノマスター スポーツ」です。見所は10秒で1周するクロノグラフ秒針!! 通常、クロノグラフ秒針はその動力を60秒で1周する4番車から取りますが、エル・プリメロ3600は秒針を高速で回転させるため、動力源をガンギ車のカナから取り、中間車で増速させています。
このガンギ車〜中間車〜クロノグラフランナーの動きをスローで楽しむことができるのが、1:31〜の映像です。
紹介モデル概要
自動巻き。35石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約60時間。SS(直径41mm)。10気圧防水。106万円(税別)。
エル・プリメロ2こと、Cal.エル・プリメロ3600を搭載した2021年発表モデル。同クロノグラフはクロノグラフの動力をガンギ車のカナから取り、中間車で増速させることで、クロノグラフ秒針を10秒間で1周させる。1/10秒スケールを刻んだベゼルはセラミックス製。ホワイトダイアルモデルのほか、ブラックダイアルモデルがラインナップされ、それぞれブレスレットとストラップが用意される。