Q:インターチェンジャブルストラップってなに?
2021年4月18日掲載記事
A:工具なしに簡単に交換可能なストラップ、およびそのための機構のこと
最近増えてきたのがストラップを簡単に交換できるインターチェンジャブルストラップという仕組みです。もともとはストラップのバネ棒にピンを立てて簡単に取り外しができるというもの。先駆けは、カミーユ・フォルネのアビエと言われています。インターチェンジャブルストラップの普及により、各メーカーは男女で兼用できる「ジェンダーレスウォッチ」をリリースするようになりました。
インターチェンジャブル機構が大きく進化したのは、この10年のことです。ケースの加工技術が進化した結果、今やストラップではなく、ケースに取り付けたアタッチメントを操作することでストラップを簡単に交換できるようになったのです。そのメリットは大きなヘッドをきちんと固定できること。そのため、重いスポーツウォッチも、インターチェンジャブルストラップを採用できるようになりました。一方のデメリットは、専用のストラップ以外に選択肢がほとんどないこと。
インターチェンジャブルストラップは従来のアビエ式と呼ばれる、ストラップから突出したピンによってバネ棒を外す方法から、ケース側に取り外し機構を設ける方向へ主流が移りつつある。後者のアプローチを時計ブランドでいち早く取り入れたのがウブロ。6時位置と12時位置のラグ状に設けられたプッシュボタンを押すだけで、ストラップを取り外すことができる。
便利だが、購入時はデメリットも考慮して
ケース側にアタッチメントを取り付けているタイプのインターチェンジャブルストラップは文句なしに便利ですが、専用品しか使えない場合が多いことを購入の際に考慮するべきでしょう。
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