ロンジン ヘリテージ クラシック
自動巻き(Cal.L893)。26石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径38.5mm、厚さ11mm)。3気圧防水。29万2600円(税込み)。
2019年に発表された「ロンジン ヘリテージ クラシック」にカラーバリエーションが追加された。直径38.5mmというサイズ感のケースに1930年代を想起させるセクターダイアルを組み合わせた同作は、日付表示をあえて排するなど、近年のロンジンらしいツボを抑えたヘリテージ感が光る1本。スモールセコンドのも往年のモデルを思わせるような、中心に寄りすぎることのない絶妙な配置だ。同作にはレザーストラップモデルも用意されるが、やはり写真のミラネーゼブレスレットとのコンビネーションが絶妙だ。
ロンジン スピリット
自動巻き(Cal.L888.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。Ti(直径40mm、厚さ12.20mm)。10気圧防水。34万7600円(税込み)。
2020年に追加されたロンジンの「ロンジン スピリット」。早くも定番になりつつある同コレクションに待望のチタンケースが追加された。ラインナップされるのはファブリックストラップモデルとブレスレットモデルの2型で、いずれも3針のみとなる。既存モデルは3針、クロノグラフともに日付表示を有していたが、今作に関してはノンデイトだ。ヘッドが若干重かったロンジン スピリットではこれまで装着感のバランスを考慮してか、ブレスレットもしくは厚めのレザーストラップが組み合わされていたが、軽量なチタンの採用によりNATO風のファブリックストラップが採用可能となった。
ロンジン スピリット
自動巻き(Cal.L888.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径40mm、厚さ12.20mm)。10気圧防水。31万3500円(税込み)。
トレンドカラーであるグリーンを文字盤に取り入れたモデル。「ロンジン スピリット」のグリーンは落ち着きのある深い色味で、ラッカー塗装によるものだ。かつてロンジンの時計や計器を着用し、偉業を成し遂げてきたかつての冒険家のスピリットを反映したキャラクターからか、インデックスに塗布されるスーパールミノバは焼けたようなベージュカラーを持つ。なお、このグリーン文字盤は3針モデルのみの設定だ。
ロンジン マスターコレクション
自動巻き(Cal.L899)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SS(直径34mm、厚さ11.10mm)。3気圧防水。36万4100円(税込み)。
ロンジンのフラッグシップたる「マスターコレクション」にムーンフェイズを主役としたモデルが加わったのは、意外なことに2019年。それもメンズのみの展開だった。しかし、そこから2年を経て21年、ついにレディースにもムーンフェイズが追加された。直径34mmのケースをまとう新しいマスターコレクションは全部で8型のラインナップ。MOP文字盤やバーリーコーンが施された文字盤、サンレイ仕上げのブルーラッカー文字盤など、幅広いバリエーションから好みの1本を探すことができる。