8マーベルス・オブ・ザ・ワールド
ルイ・モネは、これまでの人類の歴史の中で作られてきた偉大な建造物にリスペクトを捧げる「8 MARVLELS OF THE WORLD」を発表した。今作は、8本の腕時計でひとつのシリーズを構成している。ケースデザインは大きく分けて2種類で、直径45.4mmでラグがスケルトナイズされたデザインを持つものと、直径47.0mmでケース底部からラグが伸びるデザインを持つものである。各ケースとモチーフの対応関係は以下である。
直径45.4mmケースモデル
・ローマの「コロッセオ」
・ヨルダンの「ペトラ遺跡」
・ペルーの「マチュピチュ遺跡」
(左)「コロッセオ」。手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(直径45.4mm)。30気圧防水。
(中)「マチュピチュ遺跡」。手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(直径45.4mm)。30気圧防水。
(右)「ペトラ遺跡」。手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KWG(直径45.4mm)。30気圧防水。
直径47.0mmケースモデル
(左)「コルコバードのキリスト像」。手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(直径47mm)。30気圧防水。
(右)「万里の長城」。手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(直径47mm)。30気圧防水。
・イスタンブールの「ブルーモスク」
・エジプトの「クフ王のピラミッド」
・インドの「タージマハル」
・中国の「万里の長城」
・リオデジャネイロの「コルコバードのキリスト像」
(左)「タージマハル」。手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(直径47mm)。30気圧防水。
(中)「クフ王のピラミッド」。手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(直径47mm)。30気圧防水。
(右)「ブルーモスク」。手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KWG(直径47mm)。30気圧防水。
各モデルのダイアルにはそれぞれのモチーフが描かれており、ケースサイドおよびベゼルには、モチーフからインスピレーションを得たエングレービングが施されている。搭載するのは手巻きムーブメントのCal.LM35で、センターに時分針と6時位置にトゥールビヨンを備え、国際クロノメトリー・コンペティションで金賞を受賞した実力を持つ。今作には特別に、トランクケースを思わせるウォッチケースが用意される。
ムーンレース
ルイ・モネは、1960年代後半から70年代初頭にかけての人類史上の偉業のひとつである、月面着陸にリスペクトを捧げた「MOON RACE」を発表した。今作は、4本の腕時計でひとつのシリーズを構成している。
ファースト・オン・ザ・ムーン
手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(直径45.5mm)。30気圧防水。
ひとつ目は、66年のソ連の無人月探査機「ルナ9号」による史上初の月面軟着陸を表現した「ファースト・オン・ザ・ムーン」である。この出来事は、月面着陸競争にとってのファーストインパクトとなり、アメリカのアポロ計画による月面着陸を加速させた。なおこのモデルのダイアルには、最後の月面探査機となった「ルナ24号」の本物の細片が混入される。
マン・オン・ザ・ムーン
手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(直径45.5mm)。30気圧防水。
ふたつ目は、69年の人類初の月面着陸を達成した「アポロ11号」の偉業を称えた「マン・オン・ザ・ムーン」である。ダイアルに描いた宇宙服のヘルメットシールドには、アポロ11号が宇宙を航行する際に実際に船体を保護していたポリイミドフィルムを使用している。またダイアル上の月は、98年に地球上で発見された「Dar Al Gani 400」と名付けられた本物の月隕石を用いて描かれている。
アラウンド・ザ・ムーン
手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(直径45.5mm)。30気圧防水。
3つ目は、70年の「最も成功した失敗」とも称されるアポロ13号のミッションを描いた「アラウンド・ザ・ムーン」である。これはミッション途中に機械船が破損したことにより、月面には着陸せず、極限状態の中で月を周回して地球に無事に帰還した出来事である。ハンドエングレービングによってダイアルに描かれた宇宙船には、合計100万km以上の航行中に実際に船体を保護していたポリイミドフィルムが使われている。
ラスト・オン・ザ・ムーン
手巻き(Cal.LM35)。19石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(直径45.5mm)。30気圧防水。
4つ目は、ソ連のルナ計画の最後となった「ルナ24号」による、1976年の無人月面探査を称えた「ラスト・オン・ザ・ムーン」である。ルナ24号は、未踏の地であった危難の海と呼ばれる地点に着陸し、170gの砂状の堆積物を地球に持ち返った。このサンプルからは微量の水を検出することに成功しており、その後の研究に大きく貢献するものであった。今作に描かれた宇宙船には、本物の"ルナ24号"の樹脂コーティングされた編組繊維が用いられている。
搭載するのはいずれも手巻きムーブメントのCal.LM35で、センターに時分針と6時位置にトゥールビヨンを備え、国際クロノメトリー・コンペティションで金賞を受賞した実力を持つ。また今作には特別に、トランクケースを思わせるウォッチケースが用意される。
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