オーデマ ピゲ ロイヤル オーク オフショア ダイバーの歴史とおすすめモデルを紹介

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2023.06.26

オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」に興味があるなら、「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」にも心引かれるのではないだろうか。ダイバーズウォッチらしいマッシブなプロポーションながらも、ラグジュアリーなデザインが魅力的な同コレクションの歴史や特徴、おすすめモデルを紹介する。


オーデマ ピゲ ロイヤル オーク オフショア ダイバーとは?

「ロイヤル オーク」の生誕20周年を記念して登場した派生モデル「ロイヤル オーク オフショア」中でも人気が高い「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」とは、どのような時計なのだろうか。まずは、モデルの歴史や魅力をチェックしておこう。

ロイヤル オーク オフショア ダイバーの歴史

ヴェンペの創業100周年記念モデルとして発売された「ロイヤル オーク オフショア スキューバ ヴェンペ」のデザインを踏襲しながら、300mの防水性を備えたダイバーズウォッチとして2010年に誕生した「ロイヤル オーク オフショア ダイバー(Ref.15703ST.OO.A002CA.01)」。

ロイヤル オーク オフショア ダイバーの原型となったモデルは、2005年にドイツの時計店ヴェンペの100周年を記念して限定35本が販売された「ロイヤル オーク オフショア スキューバ ヴェンペ」だ。

ただし、このモデルは回転式のインナーベゼルを搭載してはいるものの、ダイバーズウォッチに必須の防水機能は備わっていなかった。

ロイヤル オーク オフショア ダイバーが正式に発表されたのは、4年後の2010年である。防水性能を備え、針やインデックスの視認性も高めた、正真正銘のダイバーズウォッチだ。

個性的なデザインでありながら、優れた性能とオーデマ ピゲならではの高級感を併せ持つ時計として、発表直後から絶大な人気を集めることになる。

アクセサリー効果の高さが魅力

ロイヤル オーク オフショア ダイバー最大の魅力は、手首に存在感を与えられるアクセサリー効果の高さである。サイズや形状のバリエーションが限界に達しつつある中、カラーリングでの主張を武器としているのだ。

メンズファッションと好相性のブルー以外に、イエローやライトグリーンといったユニークなカラーも展開している。もちろん、ケースのボリューム感や仕上げの美しさにより、カラーで高級感が損なわれることはない。

2017年にブティック限定で発売されたRef.15710ST.OO.A027CA.01は、ブルーのダイアルにイエローのダイビングスケールを組み合わせた、ビビッドな配色が目を引く。ロイヤル オーク オフショア ダイバーは、こうしたユニークなカラーリングも特徴のひとつだ。

ダイアルとダイビングスケールが色分けされたバイカラーモデルや、ベゼルの素材を変えることでカラーリングを楽しめるモデルもある。ファッションの一部としても楽しめることが、ロイヤル オーク オフショア ダイバーの大きな特徴である。


ロイヤル オーク オフショア ダイバーが評価される理由

ロイヤル オーク オフショア ダイバーは、優れた性能やデザインを備えた高級時計である。多くの時計ファンから支持を集める理由を探っていこう。

ダイバーズウォッチとしての高い性能

本格的なダイバーズウォッチであるロイヤル オーク オフショア ダイバーは、すべてのモデルに300m防水性能が備わっている。針やインデックスに夜光塗料が塗布されているため、深海でも高い視認性を確保できる。

ダイアル外周に取り付けられた回転式インナーベゼルは、潜水経過時間を確認できるダイビングスケールとしてダイバーの命を守ってくれるパーツだ。10時位置のリュウズを回転させれば、潜水時間を計測できる。

回転式のインナーベゼルを採用することにより、ダイビング時のアクシデントを軽減するのみならず、「ロイヤル オーク」のデザインも踏襲。インナーベゼルは10時位置に設けられたねじ込み式のリュウズで操作できる。

ダイナミックなケースにラバーストラップを取り付けることで、スポーティーなスタイルを実現している。ダイバーズウォッチに欠かせない要素が網羅されているモデルと言えよう。

雲上ブランドならではのラグジュアリーな佇まい

ロイヤル オーク オフショア ダイバーが支持を集める理由としては、高級時計にふさわしいラグジュアリーなルックスも挙げられる。本格ダイバーズウォッチでありながら、オーデマ ピゲとしての高級感を失っていない。

ケースとベゼルにはサテン&ポリッシュ仕上げが施され、カジュアルな印象のダイアルカラーでも高級な雰囲気を損ねない。

ケースにはサテンとポリッシュ仕上げが施され、最高水準のクラス感を醸し出している。ロイヤル オークと同等の外観を維持するために、ダイバーズモデルでありながらアウターベゼルを設けなかったことも特徴だ。

裏蓋からムーブメントの精緻な表情を鑑賞できる点も魅力のひとつである。ラフなスタイルにマッチしつつ、大人の風格も漂わせる1本と言えるだろう。