ビジネスパーソンとしての経験を積むほどに、腕に巻く時計にも気を配りたいものだ。高級メゾンとして幅広い信頼を集めるオメガなら、年齢やキャリアを問わず身に着けられるだろう。利便性の高いクォーツウォッチの魅力と人気モデルについて解説していこう。
オメガのクォーツウォッチが支持される理由
オメガは、若いビジネスパーソンからキャリアを積んだエグゼクティブまで、あらゆるポジションの人に愛される高級時計メーカーである。嫌みを感じさせないブランドイメージで、多くの人に支持され続けている。
忙しい毎日を支えてくれる1本を探すなら、クォーツウォッチはいかがだろうか？ 高い利便性で、日々の暮らしをしっかりサポートしてくれるだろう。
コストパフォーマンスに優れる
「高級時計といえば機械式」。そんな思い込みを抱いているユーザーも多いだろう。しかし、そのような考えも今は昔、時代の進化が生む現代のクォーツウォッチには、高級時計としての風格が確かに備わっている。
機械的な構造部が少ないことが、クォーツウォッチの特徴だ。それゆえ、1アイテムごとの製造時間が短く抑えられ、結果として大量生産が可能となり、低コストをも実現できる。
ケース内の構造には、各社の技術が凝縮されている。オメガが世に送り出すクォーツウォッチにおいても、世界から評価される技術力が遺憾なく発揮されているのだ。
熟練の技を盛り込みつつ、効率的に生産されることから、オメガのクォーツウォッチには優れたコストパフォーマンスが備わっている。憧れのタイムピースを手にするチャンスを広げていると言えるだろう。
精度が高く、利便性も高い
腕時計にとって最も重要なミッションは、正確に時を刻むことだろう。特にビジネスシーンにおいては、時間を意識する機会がとても多い。
機械式腕時計では、いかに精巧に製造されたとしても、1日あたり数秒～1分のズレは生じるものだ。厳密な時間を把握したいならば、日々の調整が不可欠となる。
一方、クォーツ式腕時計は、極めて正しく時間を表示してくれる。標準的なものでも、月にわずか±20秒程度のズレしか生じさせない精度を誇る。「年差クォーツ」と称するモデルでは、年間実に±数秒から±10秒程のズレしか生まない正確さだ。
オメガのステータス性が手に入る
オメガを腕に巻くこと、それはステータスを身に着けることと同義だと言える。世界中に高級時計メーカーは複数存在するが、各国でほとんどの人が知っている時計メーカーとなると、その数は限られてくる。
オメガは、そのような数少ない高級時計メーカーの一翼を担う存在として、極めて高い知名度を有している。ラグジュアリーウォッチを生み出す最も有名な時計メーカーのひとつといっても過言ではない。
クォーツ式の採用は、そんなオメガを身近な存在にしてくれている。もちろん、気軽に手にできるプライスではないが、しかし手の届かない存在ではなくなったのは、クォーツ式による恩恵と言えるだろう。
クォーツ式の主なシリーズ
オメガには、ムーブメントにクォーツ式を採用しているシリーズがいくつかある。その中から、代表的なふたつのコレクションについて掘り下げていこう。
クォーツ式の定番「シーマスター アクアテラ」
1948年に誕生したシーマスターは、オメガの中核を担うコレクションと呼べる存在だ。「シーマスター アクアテラ」は、同シリーズの中で特にエレガントなテイストをたたえる人気モデルである。
シーマスター アクアテラは、過酷な状況にも耐え得る防水性と強靭性を備えたシーマスターをベースに、スポーティーなテイストを加味して2002年に誕生すると、ビジネスシーンでも使用できるそのスタイリッシュなデザインが幅広い層に支持され、瞬く間にシーマスターの定番モデルとなったのである。
無駄を排したシンプルなデザインだが、そこには緻密に練り上げられた計算が潜んでいる。2008年にリニューアルされた第2世代では、文字盤にチークコンセプトと呼ばれるストライプ（タペストリー）があしらわれている。船のウッドデッキを連想させるもので、アクアテラの象徴とも言えるものだ。
洗練された美しさを持つ デ・ヴィル
「デ・ヴィル」は、オメガのコレクションの中でも、ひときわエレガントな雰囲気を奏でるモデルだ。シンプルかつ控えめなデザインながら、洗練された気品が漂うデザインとなっている。
1960年の発表時は、シーマスターの1ラインナップであった。その後、繊細なテイストが人々の目に留まるようになり、67年にコレクションとして独立し、フランス語で「都市・街」を意味する「デ・ヴィル」として新たなスタートを切ることとなったのである。
薄型でスマートなスタイルを実現可能としたのは、裏蓋のない、ケースと裏蓋が一体となった「モノコック構造」を採用したことにある。そうすることで、薄く、優美なデザインに仕上げられたのだ。
