全世界の時計好きと音フェチ感涙!! webChronosがお送りする「音で知る高級時計の世界」シリーズは“時計の音”にフォーカスした4K動画です。時計が発する音を愉しみつつ、美しいムーブメントの姿や針の動きなどを4Kの高画質で堪能してください。作業用BGMに、仕事終わりの晩酌のお供に。今回は1952年の発表によって一躍ブライトリングを航空時計の第一人者に押し上げたアイコンウォッチ「ナビタイマー」の現行機、「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43」を紹介します。動画視聴の際はヘッドホン推奨です。
ブライトリング「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43」
戦後のパイロットウォッチを代表する名作
1942年に発表された初代「クロノマット」によって回転計算尺を腕時計に搭載するノウハウを培ったブライトリング。この時の経験を生かし、フライトコンピューターのE6Bを小型化、搭載したのが初代ナビタイマーです。
クロノマットが採用した回転計算尺との相違点は加減乗除や三数法に加えて、単位の換算機能や、速度、燃費、上昇・下降距離などの航空計算ができるようになったことです。そのため、アメリカのパイロット協会AOPAはナビタイマーを公式時計として採用しました。ナビタイマーはブライトリングのみならず、パイロットウォッチ全体を代表するコレクションとして認知されるようになりました。
そんなクロノグラフ+航空用回転計算尺という組み合わせは、現行機でも変わっていません。50年以上にわたって進化を続けつつも守ってきたナビタイマーが持つ魅力を見ていきましょう。
紹介モデル概要
自動巻き(Cal.01)。47石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS(直径43mm、厚さ14.2mm)。3気圧防水。106万7000円(税込み)。
自社製クロノグラフムーブメントCal.01を搭載する現行機。堅牢かつ高精度なムーブメントと航空用回転計算尺という組み合わせは不変だ。ナビタイマーというとどうしても中身に目が行きがちだが、パイロットウォッチらしからぬ高級感あふれる鏡面仕上げが与えられたケースや、文字部分をマスキングし、メッキ後にマスキングをはがすことで作られる文字盤など、外装面も実に個性的だ。
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