クロノス日本版編集部がお送りする時計解説動画は、ムーブメントの美しい姿や針の動きなどを4Kの高画質で堪能しつつ、広田雅将編集長によるマニアックな解説を楽しめるコンテンツです。今回はオリエントスター70周年となる今年登場した、スケルトンモデル「RK-AZ0001S」を紹介します。動画視聴の際はヘッドホン推奨です。
オリエントスター「クラシックコレクション スケルトン RK-AZ0001S」
オリエントスター「スケルトン RK-AZ0001S」を解説
撮影・編集:吉江正倫
撮影・編集:吉江正倫
オリエントスターの新しい「スケルトン」はなぜガンギ車が美しいのか
長年にわたって親しまれてきたオリエントスターのスケルトン。そんな同モデルが2021年、誕生70周年を記念してリニューアルを受けました。
最大の見どころはなんといってもシリコン製のガンギ車です。プリンターヘッドの製造に用いてきたMEMS技術をはじめ、エプソンが培ってきた半導体技術を生かして採用された同パーツは、単純な性能はもちろんのこと、見映えに関しても力を入れています。
なぜスケルトンのガンギ車は美しいブルーの発色を持つのか。そしてガンギ車のシリコン化はどのような影響を時計に与えているのか。いつものように広田編集長が分かりやすく、少しだけマニアックに解説をします。
紹介モデル概要
オリエントスター「クラシックコレクション スケルトン RK-AZ0001S」
手巻き(Cal.F8B62)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS(直径38.8mm、厚さ10.6mm)。5気圧防水。31万9000円(税込み)。
手巻き(Cal.F8B62)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS(直径38.8mm、厚さ10.6mm)。5気圧防水。31万9000円(税込み)。
昭和46年(1971年)の登場以来、改良が重ねられ続けてきた通称46系ムーブメントの最新型Cal.F8B62を搭載する新作。同ムーブメントでは軽量なシリコン製ガンギ車を採用することで香箱からのエネルギー伝達効率を改善。パワーリザーブをこれまでの約50時間から約70時間へと大幅に改善させている。
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