一度は断ったジェームズ・ボンド役
ダニエル・クレイグはイーオン・プロダクションズ製作の007シリーズにおいて6代目のジェームズ・ボンド役である。結果的に15年間にもわたりボンド役を務めることになったのだが、実はダニエル・クレイグはオファーを一度断っていた。娯楽感よりもシリアスな雰囲気を押し出したストイックな新しいボンドの姿を描いた脚本で出演を承諾したと言われている。
確かに、初めてボンドを演じた「007/カジノ・ロワイヤル」では“ジェームズ・ボンドはもっと優男である”という感想を持ったファンも多いだろう。しかし、回を重ねるごとにダニエル・クレイグの演じるボンドの魅力は深みを増していった。危険なアクションシーンの中にもリアリティが感じられる理由には、ダニエル・クレイグが激しいアクションにもスタントマンを使わず、自らが演じきった点も挙げられる。
肩の肉離れや指先を切断といった負傷をしつつも、役作りのために筋肉を付け、9kgも増量しながらボンド役を演じきったというダニエル・クレイグ。彼の演技に対して真摯に向き合う姿勢に多くのファンが魅了されたのではないだろうか。
ファンとしては、まずはゆっくり休んでほしいと思うと同時に次回作もすでに楽しみだという人も多いだろう。プライベートをほとんど明かさないことで知られるダニエル・クレイグだが、ボンド役を終えたあと選ぶ時計にも引き続き注目していきたい。
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