Chronos 3月号(vol.99) 2月3日発売
■第一特集 「時計愛好家」の生活 Part10
時計愛好家にとって、集めた時計はその人の生き方を代弁する。コレクションを見ながら、どのようにして時計と出合ったのかを聞けば、彼らがどのようなものに影響を受け、そして何を重要視して生きてきたのかが見えてくるからだ。
今回紹介する8人の時計愛好家たちも、その愛機も見事なまでに千差万別。ただの時計好きとして、決してひとくりにできない世界がそこにはある。だが、たとえ十人十色に見えても、時計が好きという気持ちは揺るぎなく通底している。彼らは時計のどこに惹かれ、時計に何を求めるのか? そして、時計を収集することで何を得られたのか? 彼らの生き方を映し出した、8つの〝時計道〟を紹介しよう。
■第二特集 アイコニックピースの肖像68 ジャガー・ルクルト メモボックス
今や、アラームウォッチの代名詞的存在となったメモボックス。1950年に発表されたこのコレクションは、アラーム時計への採用が難しいとされた自動巻きや防水ケースをいち早く採用することで、唯一無二のアラームウォッチに変貌したのである。また、メモボックスの進化は、やがて不可能と思われたアラーム付きのスポーツウォッチを完成させたのである。
■第三特集 ジャパニーズ・ウォッチメーカーの現況
GPHGにおけるグランドセイコーの躍進が示すように、いま日本の時計作りは、世界的にも大きな注目を集めている。単身スイスに渡って独学で技術を修め、本家スイスを超える様式美を確立させた時計師・関口陽介と、時計を知悉したコンセプターとして、現代でしか作り得ないヴィンテージの姿を模索し続ける飛田直哉。世界に認められたふたつのオーセンティシティーを通して、その最新の姿に迫る。
■腕時計パラノイア列伝 第46回「メカニカル・グランドセイコー次世代への挑戦」
2021年、ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリの「メンズウォッチ」部門賞を受賞し、今や日本だけでなく、世界においてその実力を評価されるに至ったグランドセイコー。その大きな飛躍をかなえた次世代メカニカルムーブメント、キャリバー9SA5と“白樺モデル”の開発・設計・デザイン・組み立て・調整に関わる中心人物たちの実像に迫る。
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