Chronos 5月号(vol.100) 4月1日発売
■第一特集 [創刊100号記念特集]未来の時計遺産100
2005年11月号の創刊から、100冊の誌面を積み上げてきた『クロノス日本版』。この100号の間、数えきれないほどの新作時計が誕生し、そして、いくつものトレンドが生まれ、時計業界を守り立ててきた。では、現在販売されている腕時計の中でこの先の100冊、さらにもっと遠い未来まで傑作として語り継がれていく時計とはどういったものだろうか?
創刊100号記念特集では、世界を代表する時計有識者48人とクロノス日本版編集部が、今買える現行モデルを中心に後世に残るであろう「未来の時計遺産」を100本選出。時代を超えて受け継がれていく傑作時計とは!?
■第二特集 アイコニックピースの肖像69 IWC パーペチュアル・カレンダー
今でこそ当たり前になった永久カレンダーというメカニズム。その復興は1970年代に始まるが、85年のIWC「ダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー」がなければ、今のような形では広まっていなかったかもしれない。工芸品であった永久カレンダーを、使えるものに進化させる。クルト・クラウスが目指したユニークな設計思想は、初出から30年以上たった今なお、際立った価値を持ち続けている。
■第三特集 自動巻き最新事情
現行モデルにおける機械式腕時計のほとんどの割合を占める自動巻き。生活様式や働き方が変化し、腕を動かし続けることが少なくなった現代において、自動巻き機構にはより優れた巻き上げ効率が求められるようになった。本特集では、自動巻き機構に採用されるメカニズムのメリットとデメリットを踏まえながら、それぞれのブランドが主張する“最適解”を探求する。
■腕時計パラノイア列伝 第47回「“天文3部作”を現代に継ぐ、ルートヴィヒ・エクスリン博士」
2022年、ユリス・ナルダンが発表した「ブラスト ムーンストラック」は、地球を中心とした太陽と月の動き、潮の満ち引きを文字盤上に忠実かつ簡潔に表現することをかなえた。それを手掛けたのは、かの“天文3部作”の生みの親、ルートヴィヒ・エクスリン博士である。彼は、いかにしてこの新作天文時計を開発したのか? その原点である“天文3部作”を振り返りつつ、天文複雑時計の魅力に迫る。
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