L.U.C XPS 1860 オフィサー
自動巻き(Cal.L.U.C 96.01-L)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18K エシカルイエローゴールド(直径40mm、厚さ7.7mm)。30m防水。421万3000円(税込み)。
ヒンジ付きの開閉式ケースバックを備えるモデル。リュウズを押し込むことでケースバックを開き、サファイアクリスタルで保護されたムーブメントを鑑賞することができる。フォレストグリーンカラーのダイアルは、中央にハニカムパターンのギヨシェが施されている。
蜂をモチーフとした彫刻は、ケースバックの内側にも施されている。蜂の巣と、巣を中心に飛び交う蜂は、蜂の持つ本来の性質である勤勉さ、誠実さ、謙虚さや、チームワークなど、協働を通じて成果を上げるために不可欠な要素を表している。搭載するCal.L.U.C 96.01-Lは、厚さ僅か3.3mmのマイクロローター式自動巻きムーブメントである。
L.U.C ストライク ワン
自動巻き(Cal.L.U.C 96.32-L)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18Kエシカルローズゴールド(直径40mm、厚さ9.86mm)。世界限定25本。792万円(税込み)。
「L.U.C」コレクション25周年記念モデル。毎時チャイムを鳴らすソヌリ機構を備えている。ソヌリのオン/オフ切り替えはリュウズに取り付けられたプッシュボタンで行う。オンオフの状態は、ダイアル12時位置の小窓で確認可能だ。
澄んだ音色を生み出すために、一体形成のサファイアクリスタル製ゴングを搭載しており、更に弦楽奏者であるルノー&ゴーティエ・カピュソン兄弟とジュネーブの工科大学HEPIAの応用音響学研究所で責任者を務めるロマン・ブランデ教授による監修を受けている。18Kエシカルゴールド製のダイアルは、中央に手作業によるハニカムパターンのギヨシェが施されている。世界限定25本のみが用意される。
インペリアーレ フライング トゥールビヨン
自動巻き(Cal.L.U.C 96.24-C)。25石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約65時間。18Kエシカルホワイトゴールド(直径36mm、厚さ9.12mm)。50m防水。世界限定8本。価格要問い合わせ。
「インペリアーレ」コレクション初のフライングトゥールビヨン搭載モデル。ショパールの宝飾技術と時計製造技術を融合させて誕生した、世界で8本だけの限定品である。アベンチュリン製ダイアルの上にはマザー・オブ・パールのマルケトリによる蓮の花があしらわれ、その中央には4枚の花びらで構成されたトゥールビヨンが配されている。18Kエシカルホワイトゴールド製のケースには、ダイヤモンドがセットされ、華やかなダイアルを引き立てている。プラチナ製マイクロローターを備えた自動巻きムーブメントCal.L.U.C 96.24-Cは、クロノメーター認定とジュネーブ・シールを取得している。
アルパイン イーグル フライング トゥールビヨン
自動巻き(Cal.L.U.C 96.24-L)。25石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約65時間。ルーセント スティール A223(直径41mm、厚さ8mm)。100m防水。価格要問い合わせ。
ショパールのラグジュアリースポーツウォッチ「アルパイン イーグル」に、フライングトゥールビヨンを搭載したモデルが追加された。2019年に3針モデルが発表され、フライバッククロノグラフや超高振動ムーブメントを搭載してきた同コレクションだが、今回ついに超複雑機構を搭載したモデルが登場したこととなる。
ブレスレット一体型ケースをはじめとする基本デザインはそのままだが、イーグルの虹彩にインスパイアされたダイアル上の模様は、トゥールビヨンキャリッジを中心としている。搭載するムーブメントの厚さは、僅か3.3mm。しかしながら、マイクロローターによる自動巻きや積載式二重香箱による約65時間ものパワーリザーブ等、一般的なムーブメントと遜色ない機能とスペックを備えている。
C.O.S.C.公認クロノメーターとジュネーブ・シールを取得しており、精度や仕上げのクオリティも非常にレベルが高いことが分かる。ケースに使用されている素材は、抗アレルギー性、耐久性、審美性を高めたステンレススティール合金、ルーセント スティール A223である。