オクト フィニッシモ ウルトラ
手巻き(Cal.BVL180)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約50時間。Ti×タングステンカーバイド(直径40.0mm、厚さ1.80mm)。30m防水。10本限定。予価5221万7000円(税込み)。
ブルガリは、「オクト コレクション」の10周年にあたり、厚さわずか1.80mmの世界記録を達成した「オクト フィニッシモ ウルトラ」を発表した。
オクト コレクションの歴史は、ブルガリのウォッチメイキングの躍進の歴史であり、7年連続で薄型時計の世界記録を塗り替えた「オクト フィニッシモ」を発表し、多くの賞を受賞してきた。特に、ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)2021で「オクト フィニッシモ パーペチュアル カレンダー」が、イタリアブランドとして初の金の針賞を受賞している。
オクト フィニッシモ ウルトラは、8度目の世界記録を達成したケース厚さ1.80mmのモデルで、その厚さは500円硬貨の厚さにほぼ等しい。この薄さを実現するために、ケースバックをメインプレートとし、タングステンカーバイド製のミドルケース、チタン製ラグなど、すべての要素が見直された。2時位置にアワーカウンター、4時位置にミニッツカウンターと分けて配置される。10時位置には香箱のラチェットホイールに刻まれたQRコードを読み込むと、オーナーのために用意された今作のデザインプロセスや歴史を伝えるコンテンツにアクセスできる。また、今作のオーナーには、時計の真正性とオーナーの所有権を保証するNFTの限定アートワークが付与される。
オクト フィニッシモ 2022 10th アニバーサリー エディション
自動巻き(Cal.BVL318)。37石。2万8800振動/時。約55時間。Ti(直径42mm、厚さ6.9mm)。30m防水。2022年4月発売予定。228万8000円(税込み)。
(右)ブルガリ「オクト フィニッシモ オートマティック 10th アニバーサリー」
自動巻き(Cal.BVL138)。36石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約60時間。Ti(直径40mm、厚さ5.15mm)。30m防水。2022年4月発売予定。185万9000円(税込み)。
ブルガリは、「オクト コレクション」の10周年にあたり、プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターのファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニが描いた最初のスケッチを再現したダイアルデザインを備えるアニバーサリーモデル「オクト フィニッシモ オートマティック 10th アニバーサリー」と「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT オートマティック」が発表された。
ベースとなる2017年発表の「オクト フィニッシモ オートマティック」は、3度目の世界記録を樹立したケース仕上がり厚さ5.15mmのマイクロローターによる自動巻き腕時計である。もう一方のベースとなる2019年発表の「オクト フィニッシモ クロノグラフ GMT オートマティック」は、ムーブメント厚さ3.30mmと史上最薄のGMT機能を備える機械式クロノグラフモデルである。それぞれのモデルには、ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニの描いた初期のスケッチを再現しており、インデックスやインダイアル表示、「BVLGARI」のロゴも手書きによるものだ。
オクト フィニッシモ ミニッツリピーター ブルーグレー
手巻き(Cal.BVL362)。36石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約42時間。Ti(直径40mm、厚さ6.61mm)。30m防水。予価2146万1000円(税込み)。2022年7月発売予定。
ブルガリは、「オクト フィニッシモ ミニッツリピーター」に、ブルーグレーモデルを追加した。
オクト フィニッシモ ミニッツリピーターの搭載するCal.BVL362のムーブメント厚さ3.12mm、ケースの仕上がり厚さ6.61mmと、マーケットで最薄のチャイミングウォッチである。インデックスとしてオープンワークが施されたダイアルは、今作ではブルーグレーとなる。また、ファブリックのようなテクスチャーを備えるFKM製のラバーストラップもブルーグレーとなる。