モンブラン 1858 アイスシー オートマティック デイト
自動巻き(Cal.MB 24.17/SW200ベース)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(直径41mm、厚さ12.9mm)。300m防水。38万7200円(税込み)。
モンブランはISO6425規格に準拠したダイバーズウォッチ「モンブラン 1858 アイスシー オートマティック デイト」を発表した。3カラー6モデルで展開される。
モンブランが、この新しいダイバーズウォッチを企画する際に着想を得たのは、モンブラン山塊の氷結湖であり、数千年もの間凍り続けてきたことで生じた編み目のような結晶のつながりをダイアルに表現している。この表現に用いられているのが「グラッテボワゼ」と呼ばれる昔ながらの技術であり、厚さが0.5mmしかないダイアルに氷河の深みを写し取っている。
今作のイメージカラーである氷河を思わせるブルーのダイアルとベゼルを備えるモデルには、ブレスレットモデルと、ブルーのラバーストラップモデルが用意される。また、ブラックとグリーンのカラーバリエーションもあり、こちらもそれぞれブレスレットモデルとブラックのラバーストラップモデルから選択可能だ。
自動巻き(Cal.MB 24.17/SW200ベース)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(直径41mm、厚さ12.9mm)。300m防水。36万800円(税込み)。
モンブラン 1858 ジオスフェール クロノグラフ ゼロ オキシジェン リミテッドエディション 290
自動巻き(Cal.MB 29.27)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。Ti(直径44mm、厚さ17.1mm)。100m防水。世界限定290本。103万6200円(税込み)。
モンブランは「モンブラン 1858 ジオスフェール クロノグラフ ゼロ オキシジェン リミテッドエディション 290」を追加した。今作は、プロ仕様の登山用タイムピースの登山中の安定稼働を目的として、ケース内とケース素材自体から酸素を取り除いた点が特徴である。酸素を取り除く効果は、高地での急激な気温変化によって起こる曇りを解消することと、ムーブメント部品と潤滑油の酸化を防止して性能の低下を防止することである。また、過酷な登山に備え、-50℃でも稼働を継続するように粘度上昇を抑えた潤滑油を採用している。
今作は自動巻きのクロノグラフムーブメントのCal.MB 29.27を搭載し、センタークロノグラフ秒針、3時位置に30分積算計、9時位置に12時間積算計を備える。また、回転する北半球と南半球の地図を備え、そこに24時間スケールとデイ/ナイト表示を表示するワールドタイム機能を備える。また3時位置にデイト表示を備える。
今作は、大英帝国勲章を授与された登山家ニルマル・プルジャに手渡され、2022年5月に行われる酸素補給なしのエベレスト山頂への登山に携行される。また今作は、ニルマルが挑戦する山頂29031フィートにちなんだ290点限定となる。
モンブラン 1858 ミネルバ モノプッシャー クロノグラフ レッドアロー リミテッド エディション 88
手巻き(Cal.MB M13.21)。22石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約60時間。SS(直径42mm)。3気圧防水。世界限定88本。予価3万2000ユーロ。
モンブランは回転式ベゼルと連動するレッドアローが特徴の「モンブラン 1858 ミネルバ モノプッシャー クロノグラフ レッドアロー リミテッド エディション88」を追加した。今作はCal.MB M19.09を搭載する手巻きのモノプッシャークロノグラフで、センタークロノグラフ秒針と、3時位置に30分積算計を備える。外周部には光と音の到達時間差から距離を測るテレメーターと、螺旋状とすることで測定範囲を拡大したタキメーターを備える。
今作の特徴は、パイロットが手袋を着用していても操作しやすい溝が刻まれた18KWG製の双方向回転式ベゼルと、古代ローマの女神ミネルバが持つ先端が矢の形をした槍を表現するレッドアローが連動して動く点である。このレッドアローは、経過時間の測定や設定時間までのカウントダウンに利用することができ、ツールウォッチとしての実用性を高めている。今作は88本の限定販売となる。
モンブラン 1858 アンヴェイルド シークレット ミネルバ モノプッシャー クロノグラフ
手巻き(Cal.MB 16.26)。26石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約50時間。18Kライムゴールド(直径43mm)。3気圧防水。世界限定18本。予価5万ユーロ 。
モンブランは、ミネルバが擁する古典的なクロノグラフムーブメントの魅力を堪能すべく、ムーブメントを反転させて搭載した「モンブラン 1858 アンヴェイルド シークレット ミネルバ モノプッシャー クロノグラフ」2モデルを発表した。
クロノグラフムーブメントを得意とするミネルバの165年の歴史においても、反転させて搭載する試みは初めてである。ベースとなったのは、ラインナップの中でも古典的で美観に優れる手巻きのCal.MB 16.29であり、反転のために針の進行方向を逆転させる追加部品を組み込んでCal.MB 16.26(ベースムーブメントの最終桁9を反転させて命名)を完成させた。ダイアル側に配置されたCal.MB 16.29の手仕上げが施されたブリッジやレバー、コラムホイールといった要素を堪能するため、これらを隠さないようにリング状のインデックスと30分積算計、スモールセコンドを採用している。
用意されるのは、18本限定のライムゴールドモデルと、58本限定のステンレススティールモデルである。ライムゴールドモデルにはグリーンのアリゲーターレザーストラップが付属し、SSモデルはホワイトゴールド製ベゼルとなり、ブルーのアリゲーターレザーストラップが付属する。
手巻き(Cal.MB 16.26)。26石。1万8000振動/時。パワーリザーブ約50時間。SS(直径43mm)。3気圧防水。世界限定58本。3万5000ユーロ。2022年9月発売予定。
モンブラン 1858 GMT オートマティック デイト
自動巻き(Cal.MB 24.33)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。SS×Ti(直径42mm、厚さ11mm)。100m防水。42万6800円(税込み)。
モンブランは、針を用いないGMT表示形式を備える「モンブラン 1858 GMT オートマティック デイト」を発表した。今作の特徴は、インデックスの外周に配したレッドスクエアと、ベゼル上の24時間インデックスによってGMTを表示する点である。また、この機構のユニークな点は、レッドの正方形が時を示し、それより細い長方形で30分を示している点であり、より詳細にGMTを測時することができることだ。
ケースは42mm径のステンレススティール製で、チタン製のケースバックを備える。このケースバックには地球の大陸と海洋と、24の各タイムゾーンの都市名が記されており、その装飾を楽しむだけでなく、GMT機能と組み合わせることで利便性が高まる仕組みになっている。
ブルーとブラックのふたつのカラーが用意され、それぞれのカラーに合わせたラバーストラップか、ステンレス製のブレスレットを選ぶことができる。
https://www.webchronos.net/features/37043/
https://www.webchronos.net/specification/53953/
https://www.webchronos.net/features/70827/