時計業界の新星、アクリヴィア創業者レジェップ・レジェピの底力に迫る

FEATUREWatchTime
2022.06.29

スイス時計業界のような昔ながらの保守的な業界において、独立系の新進企業が成功を収めるのは稀なことである。また確固たる地位を築き、膨らむ期待の中で成長し続けることはさらに困難だ。若さゆえの輝きが放たれても、流行から消え去ることはよくあることなのだ。
コングロマリットが無限のマーケティング予算を費やして製品作りを行い、Instagramで大物を探しているあいだ、メーカーと内部の者は永遠に生き続けることができるだろう。

だからこそレジェップ・レジェピの登場は、完璧なタイミングであったのだ。25歳で「アクリヴィア」を立ち上げたレジェップ・レジェピについて紹介する。

レジェップ・レジェピ

アクリヴィアの創業者、レジェップ・レジェピ。1987年コソボ生まれ。2012年にジュネーブで「アクリヴィア」を創業。
Originally published on watchtime.com
2022年6月29日掲載記事
Text by Logan R. Baker


アクリヴィア創業者、レジェップ・レジェピの出現におけるインパクト

 時計作りは、気まぐれでは成し得ない。業界でのさまざまな出来事が顧客の心象風景を左右する。最も明白なのは、独立系ブランドの創業は高級時計の購入と同様、数年単位の話ではなく、数十年を念頭に置く必要があるということだろう。時計愛好家とコレクターは数千万ドルを(またはそれ以上を!)毎年時計に費やしている。単なる収集家もいるが、我々の多くは、自ら決断をし、子供や孫へ譲ることを考慮に入れて購入している。現代の時計ブランド、特に独立系は時計業界に与える影響力が数十年単位であるという点で似通っている。1990年代以降における高級時計の復活期に活躍した多くの独立系ブランドは、キャリアの初期においてブランドアイデンティティを確立するよりも、既存ブランドの庇護のもとに根を下ろして取り引きせねばならなかったのは、残念ながら事実である。

レジェップ・レジェピ クロノメトル コンテンポラン

黒色と白色のグランフー・エナメル文字盤を採用した「レジェップ・レジェピ クロノメトル コンテンポラン(RRCCⅠ)」。2018年のバーゼルワールドで発表された。

 それだけに、レジェップ・レジェピの過去6年における急成長はより印象的なものとなったのである。現在、我々が愛する独立系ブランドを立ち上げた人々は、例外を除いて、人生の晩年に会社の成功を見ている。一方のレジェップ・レジェピは2012年にアクリヴィアを立ち上げた時、わずか25歳であった。今日の時計業界において爆発的な存在感を示し、堅実かつダイナミックな手腕によって時計ブランドとしてのアイデンティティを確立しているのだ。

 彼の年齢について老練な時計師たちと比べれば議論の余地なく若いが、年齢に対して時計師としての経験は豊富である。レジェピの心に触れ、彼を突き動かすものを理解するには、その原点に立ち返る必要がある。


コソボ出身の若者が、ジュネーブで自身のブランドを立ち上げるまで

 アクリヴィアの創業者、レジェップ・レジェピ。1987年にコソボで生まれたレジェピは、1990年代後半に起きたコソボ紛争により、家族とともにジュネーブへと移民した。ジュネーブの街は時計産業に携わる人々で溢れており、彼の将来のキャリアに大きな影響を与えたが、時計製造の世界に足を踏み入れたのはそれが初めてではなかった。

 コソボでの子供時代、レジェピの父は頻繁に旅に出かけ、スイス時計を手首に着けて家に戻ってきた。規則正しいチクタクという音に興味をそそられると同時にどのように針が動いているかということに疑問を抱き、自ら時計を開けてその構造を探った。

 レジェピの父は当初レジェピを弁護士にしたいと思っていたが、レジェピは家の近くにいくつかの時計の工房があったということにも影響を受けて、わずか14歳でパテック フィリップの時計学校へ願書を提出した。入学試験に合格し、15歳で研修生として参加する特権を得たことで、その天職を確固たるものとした。ここでの経験はレジェピにとって特別なものとなった。レジェピは伝統的な時計作りの価値と、多くの意味で人生を通して学んでいく努力が必要であることを理解したのである。

レジェップ・レジェピ

レジェップ・レジェピが10代の頃、パテック フィリップの見習い期間中に作った作品。

 3年間の見習い期間と2年間のパテック フィリップでの勤務を経て、レジェピはキャリアを深める準備を整えた。次のステップは、コンセプト系ムーブメントの生産に特化した今はなき「BNBコンセプト」の工房への参加だった。入社後すぐに、自分より数十年長い経験をもつスタッフを含む10名以上のチームを率いることになった。

「パテック フィリップでは伝統について学びました。BNBコンセプトでは伝統を生かした新しいクリエイションに目を向けました」と、当時を振り返ってレジェピは語る。

レジェップ・レジェピ

作業台に向かうレジェップ・レジェピ。

 更に3年後、レジェピは新しい挑戦を求めてフランソワ-ポール・ジュルヌのマニュファクチュールへと志願する。実技試験合格後、レジェピはジュルヌとその小さなチームと共に18カ月仕事をした。レジェピは現在でもジュルヌに大きな影響を受けており、独立系時計師という小さな世界における起業家としての成功事例も心に留めている。

 F.P.ジュルヌを退社後、レジェピはいくつかの時計ブランドで短期的にムーブメント製造のコンサルティングや実務に関わった。それら時計ブランドの目的を補助する役割に疲れたレジェピは、やがて自らのブランド設立の基盤構築に着手した。そしてついに2012年に「アクリヴィア」(ギリシャ語で精度を意味する)を創立したのである。

AK-01

アクリヴィア最初の時計、モノプッシャー・クロノグラフ・トゥールビヨン搭載の「AK-01」。

「10年間、人のために働いてきて、そろそろ自分自身の物語を始める時が来たと感じたのです」とレジェピは説明する。「頭には多すぎるほどのアイデアが詰まっており、それを成し遂げるエネルギーもありました。振り返ると、大胆過ぎたかもしれませんが、自分の旅を始めたことを後悔したことはありません」。


アクリヴィアの夜明け

 アクリヴィアの設立から数カ月、その歩みは緩やかなものであった。可能性とアイデアはあったが、レジェピにとって会社の発展プロセスは挑戦であった。工房の資金を調達し、時計哲学を確立することに問題はなかった。だがその哲学を理解するための時計職人の育成や、資金調達や経営に伴う現場対応のためには実地での学習も必要だったのである。

 ブランドの創成期に作られた限定モデルはトゥールビヨンをという特殊で複雑な機構を搭載している。レジェピは、アブラアン-ルイ・ブレゲが発明したこの機構は、時計作りの核となる要素のひとつであると考えていた。

AK-02

アクリヴィアの2作目、トゥールビヨン搭載の「AK-02 ウールミニッツ」。表面に見える模様は、ハンマーでたたいて打ち出したもの。

「トゥールビヨンを選んだのは、私の卑見ではクラフツマンシップの一定のレベルに達したことを証明する最良の方法だと考えたからです」とレジェピは言う。「他の人がどう思おうと、伝統的な手法で作られたトゥールビヨンは、非常に高貴で歴史的な機械構造です。また私はBNB時代にこの特別なコンプリケーションの経験を多く積むことができていました」。

 レジェピが20代のうちに作られた5本の時計は、アクリヴィアの創成期と、ブランドアイデンティティがどのように進化したかを知る上で貴重なものである。モノプッシャークロノグラフでトゥールビヨン搭載という珍しい組み合わせの「AK-01」から「AK-05 トゥールビヨン バレット ミロワール」である。

 各モデルはさまざまなコンプリケーションを搭載しているが、いくつかの特徴的な一貫したディテールを備えている。60秒で1回転するトゥールビヨン、約100時間のパワーリザーブを保持した手巻きムーブメント、直径40mm以上のケースサイズ、複雑で独特なケースデザイン、完璧な針の仕上げ、そして6桁に迫る、あるいはそれを超える価格帯などである。

AK-03

3作目の「AK-03 トゥールビヨン チャイミング ジャンプアワー」。

 アクリヴィアが最初に発表した時計、「AK-01」はクロノグラフのインダイアルを含めてオープンワークが施され、内部にあるムーブメントを見せている。モノプッシャー機能を司る4時位置の歯車も露出している。「AK-02」は時刻表示とトゥールビヨンのみのモデルである。チャプターリングには穴あけによるドットが配され、外観にレイヤー効果を付け加えている。文字盤はハンマーでたたいて打ち出したもの、またはマットポリッシュ仕上げの2種類があり、それぞれ異なる形状の針が組み合わされている。

AK-04

4作目の「AK-04 トゥールビヨン レギュレーター」。

「AK-03 トゥールビヨン チャイミング ジャンプアワー」は、デジタル式のジャンピングアワーに加え、トゥールビヨンを6時位置に、さらに12時位置にチャイム機構を見ることができる。チャイムはプッシャーで消音できる。このようにレジェピの時計は複雑機構に複雑機構を重ねることで、注目を集めてきたのだ。

「AK-04 トゥールビヨン レギュレーター」。


時計作りのコンセプト

「AK-04 トゥールビヨン レギュレーター」と「AK-05 トゥールビヨン バレット ミロワール」では、レジェピの進化した時計作りのコンセプトがよりはっきりとした。AK-04では、ハンドハマードまたはマットポリッシュ仕上げの文字盤やブラックポリッシュの面取りが施されている。AK-05はトゥールビヨンに焦点を当てた一連の最終作として2016年に発表され、6時位置のコンプリケーションに力が注がれている。
トゥールビヨンケージのバレット型ブリッジは手仕上げのブラックポリッシュとなっており、あらゆる光を反射する。アラビア数字もブラックポリッシュの後に加熱で青焼きが施され、縁の面取りも行われている。これらのポリッシュ仕上げをマット仕上げの文字盤が引き立てる。文字盤はネジ止めのプレートでツートンカラーとなっている。

AK-05

「AK-05 トゥールビヨン バレット ミロワール」。

 アクリヴィアのもうひとつの主要なデザインテーマは、シンメトリー(対称性)へのこだわりだ。トゥールビヨンが現代の時計界でやや「不名誉な」評価を得ている理由のひとつは、その絶え間ない動きと開口部によって文字盤のまとまりを阻害することであろう。レジェピとアクリヴィアはこの状況を逆手に取って、トゥールビヨンを時計の外観の要とする環状のデザインを採用した。AK-01のオープンワークが施されたインダイアルとAK-05の区分けされたツートーンの文字盤を比較することにより、このデザインの一貫性と、有名ブランドでは軽視されがちなものへの丁寧な対応がよく分かる。

「創造のプロセスは全てを内包する全体像として捉えています」とレジェピは言う。「私にとっての対称性は調和を意味します。人間の目は調和のとれたラインに集中すると思いますが、私は対象と非対称の間に生まれる緊張感も好きなのです」。

アクリヴィア

ジュネーブの旧市街に位置するアクリヴィアの工房にて。

 4年間で5モデルを発表した後、パテック フィリップで見習いをしていたレジェピの弟ジェブデが、ジュネーブの時計学校卒業と共にアクリヴィアの小さなチームに加わった。その後数年での大きな拡大と急激な成長を見て、レジェピはブランドをジュネーブ旧市街の中心にある広い工房へと移した。

 2017年、アクリヴィアは初めてトゥールビヨンを搭載していない時計を「AK-06」として発表。ブランドにとっては過渡期における新作であり、同時にレジェピの時計作りにおける成長にとって重要なものであった。

 ムーブメントを文字盤上に露出させたスチームパンク風の文字盤デザインが特徴的で、ハッキングセコンドとゼロリセット機構がレジェピの作品リストに加わることになった。ゼロリセット機構は一時的にテンプの動きを止め、秒針をゼロに戻すもので、時刻合わせの精度を上げるために採用される。この動きが文字盤の露出した部分から可視化されている。6時位置のスモールセコンドと12時位置の丸いパワーリザーブ表示、そして文字盤上にあるムーブメントの露出パーツが対称を描くように配置されている。

AK-06

アクリヴィア初のトゥールビヨン非搭載モデル「AK-06」。

「AK-06は、パワーリザーブ表示を備えた完璧な3針時計を作ることに集中することで、アクリヴィアの転換期を象徴しています」と、レジェピはAK-06について語る。「オール・オア・ナッシング方式で作動するストップセコンドやゼロリセットなど、細部に至るまで精巧なムーブメントを作り上げました。AK-06の成功は私を安心させてくれました。本物の時計コレクターたちが、『引き算という足し算』のアプローチによる真の価値を理解してくれたからです」。

AK-06

AK-06のハンズオン。

 AK-06の成功は2018年のバーゼルワールドで発表された「レジェップ・レジェピ クロノメトル コンテンポラン(RRCCⅠ)」へつながった。クロノメーター コンテンポランは多くの専門家に「2018年に最も印象的だった時計」として挙げられ、同年のGPHGにおいても支持を集めた。さらに重要なことは、アクリヴィアが時計製造のメインストリームにおいて未踏の領域へと軸足を移し、新たな一歩を踏み出したということだ。

クロノメトル コンテンポラン

グラン・フー・エナメル文字盤を備えた、7作目の「レジェップ・レジェピ クロノメトル コンテンポラン(RRCCⅠ)」。2018年発表。


マリンクロノメーターの現代的な解釈版

 クロノメーター コンテンポランでレジェピは昔ながらのマリンクロノメーターの現代的な解釈版を生み出したかった。この考えと、1940年代、1950年代に見られた将校用時計の細いラグや丸みを帯びたフォルムへの愛着が結び付いたのである。

 ホワイトまたはブラックのグラン・フー・エナメル文字盤には露出部分がなく、ケースサイズも既存作に見られる41mm以上よりも小さい38mmであった。ハッキングセコンドとゼロリセット機構はAK-06から踏襲され、それ以外は伝統的な時間表示に焦点を置いている。トランスパレントバックから見える自社製キャリバー RR-01にはアングラージュやペルラージュ、ブラックポリッシュ、コート・ド・ジュネーブ、手仕上げのグレイン仕上げ及びエングレービングなどの装飾仕上げが見られる。
またムーブメントのブリッジは完全に並行にデザインされ、文字盤のローマ数字を縁取るラインは突き出しており、対称と非対称につながる遊び心も感じられる。

クロノメトル コンテンポラン

クロノメトル コンテンポランには、レジェピの名前が記されている。

 レジェピはクロノメトル コンテンポランにおいて、ブランド名ではなく自分の名前を記すというもひとつの新しい選択をした。この決定は、アクリヴィアというブランド全体に新しい指針をもたらすことになった。

「アクリヴィアの工房は基本的にどのような時計でも製作が可能です。そればアクリヴィアの名称のもとであっても、レジェップ・レジェピの名前によるものであってもです」とレジェピは説明する。

「クロノメトル コンテンポランが搭載するムーブメントは、よりクラシカルな新しいプロダクトラインの第1章であり、ムーブメントは伝統的エッセンスを重視しています。このようにラインを分けるのは自然な流れです。なぜなら、私は製品のイメージを明確にしたいと思うと同時に、クラシックなインスピレーションや、現代的な美学などの制約を受けたくないと思っているからです。アクリヴィアの将来の発展を定義するにはまだ時間がかかるので、両方の視点に自由度を確保したいのです」。

レジェップ・レジェピ

クロノメトル コンテンポランとパテック フィリップでの見習い時代の作品の比較。

 コンテンポラリーとクラシックを区別するこの選択は、レジェピとそのブランドに対する、長い継続性を培う重要事項である。これにより1年単位ではなく、数十年単位での見通しが可能となる。レジェピは現在の仕事が、将来的に行うすべての事業に反映されることを理解している。パテック フィリップで培った経験や、F.P.ジュルヌでの時間、そしてアクリヴィアの最初の6年間での失敗と成功がこれからの彼の時計作りに反映されるのである。この経験則に基づくアプローチが、時計作りの将来の担い手として、アクリヴィアとレジェップ・レジェピを結び付ける役割を果たすのだ。


レジェップ・レジェピが見据える未来

 現在アクリヴィアの年産は受注生産ベースで約25本である。成長は見込まれているが、アクリヴィアの時計作りは手作業による仕上げと装飾に時間がかかるため、今後も小規模な生産に留まるだろう。レジェピはまた、成長の度合いが過ぎると自身が現場に参加する時間を取られ、自分が後世に受け継ぐ時計に注力するよりも管理業務への専念や、締め切りと書類の処理に追われることを危惧している。

 アクリヴィアの現在における生産と仕上げに関する外注の基準はシンプルだ。手作業で仕上げられるものはすべてジュネーブにあるアクリヴィアの工房で仕上げられる。針、文字盤、ムーブメントパーツの仕上げと装飾だ。アクリヴィアの企画と設計に従ったパーツ生産は、レジェピと長く付き合いのある品質の担保されたスイスのパートナーへと委託されるのである。

AK-06

AK-06にエスケープメントを組み込む。

「現在、社内でパーツの直接生産を行うための機械の購入を検討しています。これは仕事の効率化に念頭を置いていますが、現在のものと品質的な差は生まれません」とレジェピは付け加える。

アクリヴィア

文字盤をハンマーでたたいて打ち出すプロセスは特に繊細さが求められる。

「私たちの成長は時計哲学と共にあります。つまり生産本数が限られても、入念な手作業に時間をかけることです」とレジェピは語る。「私は大量生産に興味はありません。自分の考えにさまざまな意味で妥協を強いるからです。幸いにも、私たちには信頼を置いてくれる時計コレクターの方々が集まる熱心なコミュニティがあります。これらは毎日の仕事から派生する有機的なものだと思うのです」。

 その他にもレジェピが強気な姿勢を崩さないのが、時計業界の国際化に伴うウォッチフェアの重要性だ。彼のブランドの認知度拡大もソーシャルメディアやオンラインの恩恵を受けたが、レジェピは未だにコレクターやジャーナリスト、リテーラーとの顔を合わせる場所に価値を見出している。「人はどこかで、対面的な機会を欲しています」とレジェピは言う。

アクリヴィア

アクリヴィアの工房で行われているアングラージュ。

 レジェピはこれまでの世代がスマートウォッチやスマートフォンの時代において抱いている不安を和らげるパイプとなった。レジェピは伝統的クラフツマンシップの権化でありながら、ムーブメント生産や文字盤デザインに新しい境地を拓くことを躊躇しない一匹狼となる。ただ肩にのしかかる独立系ウォッチメーカーの将来に関する重責から来るストレスの代わりに、レジェピは長い道のりを経て成し遂げたことへの安堵と前進できる自信を感じている。

「アクリヴィアの最初の5年間は多くのチャレンジに直面した急勾配のカーブ続きでしたが、自分の夢に忠実であり続けました。そして幸運なことにすべてが結実したのです」と彼は語り、最後に付け加えた。「自分が偶然に時計師になったとは思いません。慎重に自分で選び抜いた選択だったのです」と。

オンリーウォッチ オークション 2021に出品され、80万スイスフランで落札された「クロノメトル コンテンポランⅡ (RRCCⅡ)」。


Contact info: アワーグラス銀座店 Tel.03-5537-7888


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