世界のセレブたちのプライベートなワンシーンを切り取り紹介する連載コラム「セレブウォッチ・ハンティング」。今回は俳優のみならず映画監督としても活躍する齊藤工が着用するカルティエ「サントス ドゥ カルティエ」について紹介する。
Text by Yukaco Numamoto
2022年8月28日掲載記事
2018年のハワイ国際映画祭での齊藤工
女性からだけでなく、多くの男性からも「カッコいい男」として注目を集める斎藤工。写真が趣味でインスタグラムにもさまざまな被写体を投稿しているが、映画監督としての一面も持っている。ちなみに、映画監督として登場する場合は「斎藤工」ではなく「齊藤工」名義での活動だ。
今回は映画監督としてハワイ国際映画祭に参加した際に着用していた腕時計に注目する。
齊藤工は幼少期より映画に慣れ親しんで育った。父は東北新社で勤務していたというから筋金入りの映画好きが育ったことにも納得だ。
高校時代には沢木耕太郎の『深夜特急』から影響を受け、ひとりでバックパッカーとしてパリや香港を訪れた。その旅費を稼ぐための手段がモデルだったそうだ。写真撮影も趣味だという齊藤工のインスタグラムの被写体は幅広いアーティストや俳優の面々で、さまざまな方面から感性を磨いてきた彼ならではの目線で切り取られた瞬間が興味深い。
カルティエ「サントス ドゥ カルティエ」を着用
齊藤工はハワイ国際映画祭に参加した際にカルティエ「サントス ドゥ カルティエ」を着用していた。別ショットで撮られた空港へ到着した瞬間のリラックスした雰囲気のオフショット、昼間アロハシャツを着て取材の対応、ステージで受賞するときにも、同じモデルを身に着けていたと思われる。齊藤工の鋭い審美眼にかなったオールマイティな時計ということになるだろう。旅に連れていく時計として確かにサントス ドゥ カルティエは素敵な選択だ。パーティーシーンにもカジュアルにも合わせられ、エレガントな要素を忘れない男性の色気が感じられる。
「誰かが喜びそうな作品」というよりは、「自分が観たい作品」を作ることを心掛けているという映画監督としての齊藤工。映画監督のみならず、フォトグラファー、俳優、DJ、さらには芸人とまで表現の場を広げる彼の手元にどのようなシーンでどの時計が選ばれるのか、引き続き注目しておきたい。
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