ここ数年でスマートウォッチは目まぐるしい進化を遂げている。加えて、ガジェット愛好家だけでなく、シニア世代も健康管理に愛用するほど普及してきた。なかでもカシオのスマートウォッチは、プロのスポーツ選手が愛用しているほど機能性に優れている。本記事では、カシオならではの特徴やおすすめコレクション、モデルを紹介する。
カシオ スマートウォッチの特徴
スマートウォッチはどれも同じにみえて、実はブランドごとのこだわりや機能がある。まずはカシオのスマートウォッチが持つ4つの特徴をみていこう。
スマートフォンリンク
「スマートフォンリンク」とは、その名の通り時計とスマートフォンとを繋ぐ機能のこと。スマートフォンと時計をBluetoothで繋ぐと1日4回の自動接続で時刻修正をおこなう。海外出張や旅行など、タイムゾーンを超えた場合はワンプッシュで現地の時刻表示が可能だ。
また、アラームやタイマーの設定といった時計の機能をスマートフォンからおこなえるため、時計本体のこまかな設定から解放されスムーズに操作ができる。
ソーラー充電(タフソーラー)
タフソーラーと呼ばれる「ソーラー充電」を搭載し、太陽光はもちろん蛍光灯などわずかな光も吸収し動力に変換する。ソーラーフィルムを6枚つなぎ合わせ、受光量が偏らないように設計。充電式バッテリーとの併用でスマートウォッチの各機能を安定して動かしている。
モバイルリンク機能
スマートフォンリンクと同様の機能である「モバイルリンク機能」。『Accurate Time System』という仕組みにより、スマートフォンを通して世界中のタイムサーバーを取得する。
専用のモバイルアプリと連携し、スマートフォンがGPS衛星電波を取得することで現在地の緯度および経度情報を時計に送信。日出・日没の時刻を算出するなど、登山やキャンプといったアウトドアシーンで活躍する機能が豊富だ。
Wear OS by Google(OS搭載)
「Wear OS」は、AndroidだけでなくiPhoneにも対応しているオペレーティングシステムである。スマートフォンとペアリングさせることでスマートフォンに届いたメッセージやメール、着信の確認や返信ができる。加えて、Twitterでのリプやいいね、リツイートも可能だ。
そのほか、Google Payを用いた非接触型決済やナビ機能、ヘルス系アプリを利用した健康管理など、日々の生活にフィットした便利な機能が利用できる。
スマートウォッチ機能搭載のおすすめコレクション
カシオには、定番のG-SHOCKをはじめとした機能的な腕時計が数多く揃っている。なかでもスマートウォッチとしての性能に優れた3つのコレクションを紹介しよう。
カシオ「G-SQUAD」
「G-SQUAD」は、スポーツシーンに特化したコレクションだ。ジムや室内でのトレーニングをはじめ、屋外で行うワークアウトやランニングなどで優れた性能を発揮する。
耐衝撃性能や防水性能など堅牢性に長けており、トレーニングに役立つ心拍計や距離計測といった多彩な機能がモデルごとに搭載されている。シーンや用途に合わせて選べる豊富さが魅力だ。
カシオ「G-LIDE」
「G-LIDE」は、スポーツシーンの中でもマリンスポーツに特化したコレクションだ。潮の干満をグラフで表示するタイドグラフや潮の満ち引きを読み取るムーンデータ、干満時刻・潮位、日の出・日没時刻など、さまざまな情報を表示できる。
ワイドな画面により視認性も高く、20気圧防水の高い防水性も魅力だ。プロユースレベルの高い性能によりプロサーファーも愛用している。G-SHOCKらしいシンプルなデザインのため、シティシーンでも違和感なく愛用できるだろう。
カシオ「PRO TREK」
「PRO TREK」は、アウトドアシーンに特化したコレクション。「高度・気圧・方位・温度・歩数」といった各種計測ができるほか、ムーンデータ、タイドグラフ、そして月の方角や満ち欠けを利用したフィッシングタイムなどとにかくアウトドアに特化した機能が盛りだくさんだ。
20気圧防水により、川釣りや海釣り、カヤック、ラフティングなど、水上でのアクティビティも難なくこなすタフさが魅力。カシオ独自のソーラー充電システムである「タフソーラー」をはじめ、耐衝撃性にも優れたムーブメントを搭載する。ハードなアウトドアにも対応可能だ。