大人女子の“上がり時計”はこれ!? パテック フィリップ 「Twenty~4」

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2024.07.02

時計愛好家が憧れるブランドのひとつとして挙げられる、パテック フィリップ。時計としての完成度の高さ、そして時代を超越する美しさを持つタイムピースの数々は、世界各国の時計愛好家から支持されている。そんなパテック フィリップは、女性にとっても“憧れ”の時計ブランドのひとつ。そして同ブランドのレディースコレクションといえば「Twenty~4」だ。本記事では、Twenty~4について、現行モデルとともに紹介する。


パテック フィリップ「Twenty~4」とは?

「Twenty~4」は、パテック フィリップが展開するレディース向けのコレクションだ。「カラトラバ」や「ノーチラス」など、男女を問わず高い支持を得ている名品も良いが、特別な日に装える、特別な高級腕時計を探している女性に、ぜひTwenty~4の存在も知ってほしい。

女性のためだけに作られたコレクション

Twenty~4 4910/11R

パテック フィリップが女性のために製作した最初のコレクションが「Twenty~4」。レクタンギュラー型ケースにリンクブレスレットを組み合わせた優美な造形に、クォーツムーブメントの搭載で気軽さを備え、発売直後から多くの女性を魅了した。写真は2000年にリリースされたRef.4910/11R(生産終了)で、チョコレート・ドリームの名付けられたダイアルが上品な雰囲気。

Twenty~4は「昼も夜も忙しい現代女性に24時間ずっと寄り添う腕時計」というコンセプトのもと、1999年に誕生した。

ケースからベルトまでが流れるように連なる特徴的なデザインは見るものを魅了し、そのモダンでスタイリッシュなデザインは、ビジネスやカジュアルはもちろん、ドレスアップが必要なシーンなど、さまざまなシチュエーションで着用できる。

ケースが薄く、女性の手首に優しくフィットするように作られており、違和感なく女性のライフスタイルに寄り添ってくれることが、評価され続けている要因だろう。

Twenty~4に使用されるダイヤモンドは、選び抜かれた純白、あるいは透明なピュア・トップウェッセルトン・ダイヤモンドのみを使用しており、その卓越したデザインは、多くの女性の眼差しを釘づけにしてしまう。

洗練されたデザインと高度な技術を併せ持つ

「Twenty~4 オートマチック」7300/1200A-001

パテック フィリップ「Twenty~4」Ref.7300/1200
「Twenty~4」の誕生から約20年。社会における女性の活躍がクローズアップされた2018年に発表されたのが「Twenty~4 オートマチック」。ベゼルにダイヤモンドがセットされた36mmのラウンド型ケースに自動巻きムーブメントを搭載し、現代女性が長く愛着の持てるタイムピースへと一新させた。写真はブルー・ソレイユ文字盤を備えたモデル。自動巻き(Cal.324 S C)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径36mm、厚さ10.05mm)。3気圧防水。466万円(税込み)。

洗練されたデザインを持つTwenty~4だが、その使いやすさも非常に魅力的だ。

現行Twenty~4は、クォーツと自動巻きモデルがラインナップされている。クォーツ式モデルであれば主ゼンマイを巻いたり時刻調整をしたりする手間もかからず、忙しい現代女性にとっては非常に使いやすい時計だろう。もちろん自動巻きモデルも、毎日着用していれば腕の動きによって主ゼンマイが巻き上げられるため、利便性は高い。

自動巻き、クォーツともに、ムーブメントの精度にも配慮されているため、ストレスフリーに長く使い続けられる。