スマートウォッチを発売しているブランドの中でも、アメリカ発祥の「フォッシル」は、クラシカルかつモダンなデザインのモデルが豊富で、男女問わずどの年代でも使える時計が揃っていることで有名だ。フォッシルのスマートウォッチは、日常生活やビジネスシーンを支える機能も豊富で、ファッション性が高いことから若者を中心に人気を集めている。今回は、そんなフォッシル製のスマートウォッチについて詳しく解説していく。
フォッシル(FOSSIL)とはどんなブランド?
フォッシルは1984年にアメリカで誕生したライフスタイルブランドである。「オーセンティックヴィンテージ」と「クラシックデザイン」をコンセプトに、腕時計・バッグ・財布などのファッション小物の製造・販売を手掛けている。
日本においては、腕時計の分野でその名が知られており、自社ブランドのほか、エンポリオ アルマーニやディーゼルなどの腕時計をライセンス製造している会社でもある。1万円台から購入できるファッション時計を中心に展開しているのがフォッシルだ。
特に、見た目はアナログ腕時計だが、スマートウォッチの機能を盛り込んだハイブリッド型はフォッシルの代表的な製品で、機能性やファッション性が充実していると、フォッシルのスマートウォッチに対するユーザーの評判は高い。
日本でも人気
フォッシルの時計コレクションの中ではスマートウォッチも人気を集めている。Googleアシスタントやミュージックコントロールが可能なものや、スケジュールを管理してくれるもの、心拍センサーや血中酸素濃度(SpO2)などのヘルスケア機能を搭載しているものまでさまざまだ。
もちろん、腕時計としての便利な機能や性能も充実している。カレンダーアラートや防水性能のほか、GPSやフラッシュライト、目標トラッキング機能を備えるモデルなどがラインナップされる。
常日頃から、時間に追われる日本人にとっては心強い味方になってくれるだろう。
デザインは「モダン・ヴィンテージ」をコンセプトにしているとおり、シックでアクが強すぎず、派手な色合いや装飾のものではない。そのため、ビジネスの場でも使いやすく、クラシックなものからスポーティーなものまでデザインバリエーションが豊富なフォッシルのスマートウォッチコレクションは、ビジネスの場やオフのカジュアルなシーンでも使いやすく、20~50代までと幅広い年齢層で支持されている。
フォッシル スマートウォッチの種類
フォッシルのスマートウォッチは、タッチスクリーン式のスマートウォッチと、アナログ腕時計のデザインを取り入れた「ハイブリッド」の2タイプに大別される。
では、それぞれの特徴について見ていこう。
機能的なスマートウォッチ
フォッシルのスマートウォッチは「Wear OS by Google」を搭載している。「Wear OS by Google」とは、Google社が開発したスマートウォッチ用のOSで、AndroidスマートフォンでもiPhoneでもペアリング可能である。
スマートフォンと連携させることにより、電話・メール・SNSの通知、スケジュール機能といったアプリケーションが音声アシストで表示可能なのがスマートウォッチの便利なところ。
スマホや手帳をいちいち取り出して開く手間も解消されるため、特に忙しい人にはおすすめしたい。
また、フォッシルのスマートウォッチはガジェットっぽさがあまり感じられないため、スマートウォッチを初めて手にするという初心者でも抵抗なく着けることができるだろう。
ハイブリッドタイプは見た目がアナログ腕時計
スマートウォッチの機能は魅力的だが、やはり秒針を好む人にはハイブリッドタイプのスマートウォッチをおすすめしたい。
一見アナログ腕時計のようだが、実はスマートフォンと連携しているため、時刻合わせの必要がない。また、電話やメール・SNS・リマインダーなどの着信を通知してくれる機能や、心拍計、SpO2計、アクティブトラッキングなど、ヘルスケア機能もある。つまりは、スマートウォッチとアナログ腕時計のいいとこ取りを狙ったモデルなのだ。
シンプルかつシックなモデルも多く、落ち着いたデザインであるためスーツとの相性も良いことからフォーマルな雰囲気を壊すことがない。
スマートウォッチとハイブリッドスマートウォッチのどっちを選ぶか?
2種の腕時計のいずれを選ぶかという問題だが、デザイン性と機能性のどちらを重視するかが決め手となるだろう。
まず、タッチスクリーンスマートウォッチは、非常に機能的だ。Googleとの連携やヘルスチェックなど、生活や仕事に必要な機能が搭載されている。ウォッチフェイスをカスタマイズして、ファッションのコーディネートに合わせたり、視認性の高いデジタル表示にしたり、その時々の気分に応じて楽しむことができる。
一方、「ハイブリッド」はモダンで落ち着いた雰囲気のデザインが多く、見た目はアナログ腕時計そのものだ。加えて、2週間程度充電不要という利点もある。機能的な面を多く求めないのであれば、長持ちするハイブリッドの方が使いやすいかもしれない。
時計としてのファッション性は非常に高いことから、スマートウォッチの機能をサブ的に使用する人にとってはこのハイブリッドがオススメだろう。
フォッシル スマートウォッチはファッション性が高い
フォッシルのスマートウォッチは、トレンドを適度に取り入れているため、それだけでおしゃれな印象を与える。ラフなスタイルでも、それを腕に着けているだけで、コーディネートのアクセントにもなるためファッションを考える上では非常に楽だ。
ただおしゃれなだけではなく、プライベートシーンとビジネスシーンのどちらにもマッチするデザインで、フォーマルさや社会人らしい雰囲気を壊さない腕時計となっている。
ラインナップが豊富なフォッシルのスマートウォッチには、さまざまなイメージを与えてくれるモデルが揃っているほか、自分好みにカスタマイズできる機能も充実しているのも大きなポイントだ。
ベルトの素材や色などによってあらゆるファッションにも合わせやすく、個性を表現するアイテムとして重宝したい。
気分でウォッチフェイスを変更できる
タッチスクリーンスマートウォッチでは、ウォッチフェイスを自由に変更できるのも魅力のひとつだ。
シンプルなアナログ表示から、日付や気温・天気・歩数などの情報も同時に確認できるデジタル表示まで、シーンやライフスタイルでの必要性に応じて使い分けられる魅力がある。
ベルトの交換も可能
フォッシルのスマートウォッチは、ストラップにレザー、シリコン、ステンレススティールを採用しているが、ワンタッチで簡単に取り外しできる仕様となっている。
ベルトのみの購入もでき、交換には1分もかからない。ランニング時はスポーツ向けのシリコンタイプ、仕事に行く時はステンレススティールタイプなど、シーンに合わせたベルトにカスタムするのも楽しみのひとつだ。