多くの時計ブランドは、各国の慈善団体に対して支援を行っている。ブライトリングがパートナーシップを結ぶ「プルミエ・ドゥ・コルデ」は、病院の子どもたちにスポーツを届ける活動を行なっているフランスの団体だ。ブライトリングは限定モデルの販売や特別なオークションの実施を通して、この活動をサポートしている。
2023年1月11日掲載記事
ブライトリングが支援する「プルミエ・ドゥ・コルデ」の活動
「プルミエ・ドゥ・コルデ」は、入院生活を送る子どもたちが病院内でスポーツを行う際の支援活動を目的に創設された、フランスの慈善団体だ。
同団体は、「スポーツ・イン・ホスピタル」プログラムの一環として、入院中の子どもたちのために、一流のスポーツ選手たちの協力を得て、定期的に数多くのスポーツイベントを実施している。
この活動の目的は、病気の子どもたちに日常から解放された魔法のような時間を提供すること、そしてなにより、スポーツを通じて協調、尊敬、模範といった価値観を伝えることだ。
プルミエ・ドゥ・コルデでは1999年の設立から20年以上にわたって、一流アスリートたちとタッグを組み、病気やハンディキャップを抱える子どもたちにスポーツの場を提供してきた。
現在では、毎年約150人のボランティアとスポーツ指導者で構成されるチームによって、8000人以上の病気の子どもたちにスポーツの機会を提供している。
プルミエ・ドゥ・コルデでは、元フィギュアスケート選手のナタリー・ペシャラや元ラグビー選手のマキシム・メダール、元ハンドボール選手のティエリー・オメイエール、元自転車選手のマリオン・ルス、元サッカー選手で指導者も務めるアーセン・ヴェンゲルなどの有名アスリートがアンバサダーを務めている。
ブライトリングは、このようなプルミエ・ドゥ・コルデの活動を支援している。
ブライトリングの南ヨーロッパ担当マネージング・ディレクター、エドワード・ダルボーモンは「ブライトリングの歴史においてスポーツは常に主要な要素でした。スポーツは単純にチャンピオンと大規模な大会で構成されるものではなく、皆が集まり寛容性を共感するための考え方でもあります」と語る。
2021年、ブライトリングとの年間パートナーシップにより、プルミエ・ドゥ・コルデは総額29万ユーロの寄付を集めることができた。パートナーシップの一環として、ブライトリングはプルミエ・ドゥ・コルデのイメージカラーを採用した「スーパーオーシャン」限定モデルを発表している。
2022年も、ブライトリングとプルミエ・ドゥ・コルデのパートナーシップは継続されており、新たにフランス限定250本の「エンデュランス プロ・プルミエ・ドゥ・コルデ」が世に送り出された。このモデルの売上金の一部は、プルミエ・ドゥ・コルデに寄付される。
温度補正機能付きスーパークォーツ™(Cal.82)。ブライトライト(直径44.0mm、厚さ12.5mm)。100m防水。3400ユーロ。フランス限定250本。
限定モデルの製作に加え、ブライトリングは11月14日に著名なシェフであるフアン・アルベラエス、デニー・アンブロワジ、ジュリアン・デュブウエらが腕をふるう特別ディナーを開催した。
このディナーでは、フランスのオークションハウス「アールキュリアル」のオークショニアであるステファン・オーベールによるオークションが開催された。ディナーの間に特別な12の賞品が競売にかけられ、売上の全てがプルミエ・ドゥ・コルデへと寄付されている。
出品されたのは、ブライトリングのヴィンテージウォッチ1本、セーリング選手のマリー・タバルリーとの航海体験、サーファーであるケリー・スレーターのサーフボード、シェフたちによる自宅でのディナー、トライアンフのバイク、ジャン=ジャック・ゴールドマンの曲「ジュ・テ・ドネ」のサイン入り楽譜、造形作家アンヌ・モンディのサイン入りアート作品などだ。
他にも、サンジェルマンFCのホームスタジアム「パルク・デ・プランス」のVIP席でのペア鑑賞とキリアン・エムバペのユニフォーム、パリで開催されるエルトン・ジョンのフェアウェルパーティVIP席12名分、シックス・ネーションズトーナメントのフランス対スコットランド戦VIP席12名分なども用意された。
Contact info: ブライトリング・ジャパン Tel.0120-105-707
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