チューダーやタグ・ホイヤーなどから、個性が光るブラックとホワイトをまとった腕時計を6本厳選！

ブラックとホワイトをまとった腕時計。一見シンプルなようでありながら、映画「ブルース・ブラザーズ」に登場するジェイクとエルウッドたちのように存在感を放つものも中にはある。今回はその中から特に個性を光らせる6本を紹介する。

ジン「104.ST.SA.IW」

　ジンのパイロットウォッチ「104」は、時刻、日付や曜日、秒の最適な視認性を確保したベーシックモデルのひとつだ。「104.ST.SA.IW」は分表示を刻んだ両方向回転式ベゼルを備え、通常のスナップ式とは異なる独自の装着方法で確実に取り付けられているため、不意の衝撃でも外れることがない。他にも4800A/mの耐磁性能など、実用性を高める多くのディテールを備えている。

ダマスコ「Dsub50」

　300m防水を備えるダマスコのダイバーズウォッチ、「Dsub50」。オールブラックにまとめられた外装に、白色の大型の時分針やインデックスがコントラストを成し、抜群の視認性を発揮する。ケース素材には耐腐食性に優れ、磁気帯びをしない「サブマリンスティール」を採用。耐傷性を高めるアンチスクラッチ加工で約710HV（ビッカース硬度）に仕上げ、自社製自動巻きムーブメントを搭載している。

ストーヴァ「アンテア 1919」

　2019年に発表されたストーヴァの「アンテア 1919」は、100周年を迎えたバウハウスへのオマージュモデルである。バウハウスのシンプルなスタイルを貫いてきたストーヴァらしく、アワーインデックスやスモールセコンド、デイト表示など、一切の装飾性を廃したシンプルなバーインデックスが心地よい。文字盤のカラーは白の他に黒もある。

チューダー「ブラックベイ クロノ」

　2021年、チューダーの「ブラックベイ クロノ」にサブカウンターとダイアルのコントラストが際立つモデルが加わった。ステンレススティール製の固定ベゼルにはブラックのアルマイト加工のインサートが施されている。画像は生成りのステッチを施しフォールディングクラスプを備えたブント付きエイジドレザーストラップ付きのモデルだ。

ノモス グラスヒュッテ「タンジェント・ネオマティック41アップデイト」

　2018年、ノモス グラスヒュッテは独自のデイト表示機能を備えた「アップデイト」構造を発表した。これは文字盤縁の数字が赤色で囲われることで日付を表示するものだ。これを実現したのは、ノモス初の日付けメカニズム付きネオマティック・キャリバーであるDUW 6101だ。わずか3.6mmの薄型ムーブメントであり、日付ポインターは両方向に回転可能な優れた仕様である。

タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 ナイトダイバー」

　ブラックDLCステンレススティール製ケースとマッチしたホワイトの蓄光性ダイアルを備えるタグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー アクアレーサー プロフェッショナル300 ナイトダイバー」は、文字盤全体が暗所で浮かび上がる仕様。インデックスはブラックラッカーがあしらわれ、3、9、12時のインデックスと時分秒針にはホワイトのスーパールミノバがあしらわれている。