コストを削減しながらも技アリのインデックス加工
細田文字盤のエンボス加工は、皆さんどうですか?
広田プレスでレベル高いと思います。
土井グリッドの角も潰れていないですよね。
鈴木正直、腕に着けている時は、黒いし、そこまでグリッドは分からないけど、ディテールを撮った時にしっかり見えてるから、十分じゃないですか。
広田三角形のインデックスはメッキにして、表現を変えてますよね。
鈴木鏡面のメッキにすることで、文字盤に完全にはなじませていないけど、でも全体を黒で落としてるから黄色がすごく立っている。巧い。
広田インデックスはエンボスで立体的に盛り上げて、そこに色を載せてます。よく見ると……三角形のインデックスは……貼ってますね。シール固定。微妙にズレがあるけど、撮影したのはプロトタイプなので、きっと本チャンまでに直してくれるだろうと思います。コストを下げつつカッコよく見せるのを頑張ってます。
鈴木ブルガリのオクトのデザイン開発を指揮してきたファブリツィオ(・ボナマッサ・スティリアーニ)さんにインタビューした時にもこれを着けていたんだけど、「何だそれは!」って喰いついて見ていましたよ。やっぱりデザインをやっている人には刺さるみたいです。黒に黄色っていうのも目立つのかも。
ディテールまで詰められた「夢のある時計」
広田それから感触について言うと、リュウズのガタは抑えられている。ただ、強いて言えば、回転ベゼルの内側の部分はもう少し角を落として良いかも。表面のエッジじゃなくて、下のヘリの部分。
土井それは確かに思いました。リュウズを手で巻く時に引っかかりがありましたね。
広田そう、そこだけもう少し丸くすると良いかなと。それぐらいですね。
鈴木あ、これ、ノッチが0.5なんだ。あらびっくり。頑張ってるね。
土井あと、精度は日差-3秒でした。今回はプロトとのことなので、調整次第でもっと精度は出るかと思います。
広田でも全然悪くないっすね。
鈴木いや〜この値段でスゴいよね。外装も十分だし。
広田スイスメイドの基準も満たしていて、夢がある時計でした。
鈴木遊び心もあって、夢もあって、想像以上に楽しませてもらいました。
ちなみに……デプスマスターの通常モデルもアツい!
細田ちなみに、今回は限定のコラボモデルを試してみましたが、通常のデプスマスターは定番モデルとして常時展開されています。
鈴木こういう面白いコラボレーションもすごく魅力的だけど、通常版も良いね。ちょっとクラシカルな部分もあるけど、インデックスはちゃんとパックマンだし。
細田定番はストラップで15万9500円、ブレスレットで19万300円〜とのことで、非常に競争力がありますよね。
土井ちなみに、インデックスがパックマンじゃないのもあります。
広田普通だ!(笑)
土井こちらも15万9500円です。
鈴木このレベルがずっと維持されて続けたら良いね。
広田ニバダ グレンヒェン、今後が楽しみです。
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