2023年 G-SHOCKの新作時計まとめ

2023.04.05

2023年に発表されたG-SHOCKの新作をまとめて紹介する。40周年を記念した「G-SHOCK RECRYSTALLIZED SERIES」や、人気のダイバーズシリーズのフロッグマン初のMR-Gが注目だ。


G-SHOCK G-スクワッド GBD-H2000

 スポーツシーンでの使用を主眼に開発された、「G-SQUAD(ジースクワッド)」シリーズの新作。ケースには、環境にやさしいバイオマスプラスティックが採用され、4つのカラーバリエーションで展開される。

G-SHOCK G-スクワッド GBD-H2000

G-SHOCK「G-スクワッド」GBD-H2000-1A9
クォーツ。専用充電ケーブルによる充電システム及びソーラー充電システム。バイオマスプラスティック(直径52.6mm、厚さ19.4mm)。20気圧防水。5万5000円(税込み)。

 本作の特徴は、GPS機能に加え、心拍計測が可能な光学式センサー、方位、高度/気圧、温度、加速度、ジャイロといった6つのセンサーを備えながらも、軽量かつコンパクトに仕上がっている点にある。これらのセンサーを用いてランニング、ウォーキング、自転車をはじめとするアクティビティをサポートするためのメニューが揃っている。

 ポラール・エレクトロ社のアルゴリズムを活用したトレーニング分析機能も搭載されており、心肺にかかった負荷の計測や3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)別の消費エネルギー分析、睡眠計測をすることができる。もちろん、スマートフォンアプリ「CASIO WATCHES」と連携することで、より詳細な情報を得ることが可能だ。

G-SHOCK G-スクワッド GBD-H2000

(左)G-SHOCK「G-スクワッド」GBD-H2000-1A
クォーツ。専用充電ケーブルによる充電システム及びソーラー充電システム。バイオマスプラスティック(直径52.6mm、厚さ19.4mm)。20気圧防水。5万5000円(税込み)。
(中)G-SHOCK「G-スクワッド」GBD-H2000-1B
クォーツ。専用充電ケーブルによる充電システム及びソーラー充電システム。バイオマスプラスティック(直径52.6mm、厚さ19.4mm)。20気圧防水。5万5000円(税込み)。
(右)G-SHOCK「G-スクワッド」GBD-H2000-2
クォーツ。専用充電ケーブルによる充電システム及びソーラー充電システム。バイオマスプラスティック(直径52.6mm、厚さ19.4mm)。20気圧防水。5万5000円(税込み)。

 電源は、専用ケーブルによる充電式であるが、時刻表示に関しては、併載されたソーラー充電システムのみで駆動することができる。充電のし忘れや、充電できないような環境であったとしても、時計としての機能が失われない心強さは、一般的なスマートウォッチには持ち合わせない魅力だ。




G-SHOCK GM-B2100GD-9A

 8角形のベゼルが特徴のG-SHOCKの人気作、「GA-2100」シリーズのフルメタルモデル。ステンレススティール製ケースとブレスレットに、イエローゴールドカラーのIPコーティングを施している。ベゼルの随所にヘアラインを取り入れることにより、立体的に仕上げられている。

GM-B2100GD-9A

G-SHOCK「GM-B2100GD-9A」
タフソーラー。SS×ゴールドIP(直径44.4mm、厚さ12.8mm)。20気圧防水。8万300円(税込み)。

 本作のケースバックは、G-SHOCKで主流のビス留めではなく、スクリューバック式を採用している。耐摩耗性を高めるDLCコーティングが施されており、高級感と堅牢性を兼ね備えている。

 薄型のムーブメントを採用することにより実現された、スリムなケースデザインも本作の特徴だ。しかしながら高い機能性は健在であり、専用のスマートフォンアプリと連携できるモバイルリンク機能をはじめ、ワールドタイム、クロノグラフ、アラーム、フルオートカレンダー等、多彩な機能を有している。タフソーラーによって、定期的な電池交換も不要だ。