Watches & Wonders 2023で発表された、ヴァン クリーフ&アーペルの新作時計をまとめて紹介する。人気コレクション「ペルレ」をはじめとした新作の数々は、腕時計にとどまらず、ブレスレットやネックレスなど、型にとらわれないジュエラーらしいアプローチを見せた。
ペルレ
「ペルレ」コレクションに5モデルが追加された。ラウンドケースに、ラグの無いシルエットが特徴である。それぞれ、マザー・オブ・パールやローズゴールドのダイアルを備え、2連のゴールドビーズで縁取られている。
クォーツ。(左)18KRGケース(直径23mm)。114万8400円(税込み)。(中)18KRGケース(直径23mm)。133万3200円(税込み)。(左)18KRGケース(直径30mm)。154万4400円(税込み)。
ケース径30mmのモデルは、18Kローズゴールドケースにホワイト マザー・オブ・パールダイアルを備える。ケース径23mmのモデルは、ローズゴールドケースにホワイト マザー・オブ・パールダイアルにレザーストラップの組み合わせと、メッシュブレスレットの組み合わせが選べる。
他に、ローズゴールドダイアルモデルと、ホワイトゴールドにダイヤモンドが敷き詰められたモデルが用意される。いずれもクォーツムーブメントを搭載する。
クォーツ。(左)18KWGケース(直径23mm)。451万4400円(税込み)。(右)18KRGケース(直径23mm)。402万6000円(税込み)。
また、「ペルレ シークレットウォッチ」6モデルも追加された。ペルレ シークレットウォッチはペンダント型となっており、ロングネックレスのペンダントとして着用することができるコレクションである。3点は、ルビー、サファイア、エメラルドがそれぞれ配された、伝統的なジュエリーウォッチのアプローチでデザインされている。
クォーツ。直径25mm。(左)18KYGケース。1003万2000円(税込み)。(中)18KRGケース。858万円(税込み)。(左)18KYGケース。605万8800円(税込み)。
残る3点は、ジュエリーの世界において用いられることが少ない素材にスポットを当て、ボリューム感のあるカボションとして取り入れている。素材は、カルセドニー、ローズクォーツ、ソーダライトの3種である。ブルーグレーからライトブルーの色調を示すカルセドニーは、規則正しい縞模様と半透明の質感が特徴である。
クォーツ。18KYGケース(直径25mm)。399万9600円(税込み)。
ローズクォーツはコレクションに初採用となる素材で、パステルカラーにマッチするローズゴールドケースが組み合わされた。ソーダライトは、紫色を帯びた半透明のブルーの底から明るい筋が不規則に浮かび上がる点が特徴である。いずれも、クォーツムーブメントが組み合わされる。
クォーツ。18KRGケース(直径25mm)。444万8400円(税込み)。
クォーツ。18KWGケース(直径25mm)。431万6400円(税込み)。