北野武、クリスティアーノ・ロナウド、コナー・マクレガー。ジェイコブの腕時計を着けた世界のセレブを紹介！

1986年に創業し、そのユニークなデザインやコンセプト、常識を覆す技術に挑戦し続ける姿勢、作品の持つ豊かな世界観により世界中の多くのセレブリティを魅了し続けるジェイコブ。今回の「セレブウォッチ・ハンティング」では、ジェイコブの華やかな世界観を堪能できるセレブリティたちの着用姿を紹介する。

北野武が「エピックSF24トゥールビヨンバゲット ブルーダイヤル」を着用

　2023年5月23日のカンヌ国際映画祭で、映画監督の北野武が“本能寺の変”を再解釈した時代劇映画「首」が、カンヌ・プレミア部門で上映された。北野武が着用していた腕時計はジェイコブの「エピックSF24トゥールビヨンバゲット ブルーダイヤル」である。

　ジェイコブ独自のスプリットフラップ式ワールドタイム機能とフライングトゥールビヨンを搭載したコンプリケーションを鮮やかなバゲットダイヤモンドで包んだ作品だ。なお、映画「首」は、北野武が「綺麗ごとではない実態を描きたかった」と語る、戦国武将や忍、名もなき芸人と百姓の、それぞれの野望と運命を描いた戦国エンターテイメントである。公開日は2023年11月23日の予定だ。この作品を北野武は1993年に公開された「ソナチネ」と同時期から構想し始め、30年間もの間、温めてきたと話す。公開を楽しみに待ちたい。

クリスティアーノ・ロナウドが「キャビアトゥールビヨン ツァボライト」を着用

　ポルトガル代表FWのクリスティアーノ・ロナウドはサッカー界のスーパースターである。現在はサウジアラビア1部リーグ、アル・ナスルでプレーしている。2022年末にはアル・ナスルと年間約283億円という世界最高額の契約を結んだことで世界中を驚かせた。最近のクリスティアーノ・ロナウドはサウジアラビアのナショナルカラーでもあるグリーンをまとった腕時計を着用しているシーンが多く目撃されている。退団の噂も出ていたが「アル・ナスルにいられて幸せだし、ここにいたい」と残留を宣言しているので、グリーンの腕時計を身に着けることはその気持ちの表れともいえるのではないだろうか。

　クリスティアーノ・ロナウドの着用モデルは「キャビアトゥールビヨン ツァボライト」だ。鮮やかなグリーンエメラルドのツァボライトとフライングトゥールビヨンを組み合わせた贅沢なタイムピースで、ケース裏にもブリリアントダイヤモンドが敷き詰められている。搭載されるムーブメントは自動巻きキャリバーJCAA43で、パワーリザーブは約42時間である。

　なおクリスティアーノ・ロナウドは、2023年7月に8年ぶりとなる日本への来日が決まっている。フレンドリーマッチ2試合が予定されているほか、ブランドパートナーである「SIXPAD」の新商品イベントなどのイベントへの出演が決定している。

コナー・マクレガーが「エピックX ローズゴールドブレスレット」を着用

　コナー・マクレガーはアイルランドの総合格闘家である。パンチを主軸にKOを狙うスタイルで総合格闘技、ボクシング、キックボクシング、ブラジリアン柔術、カラテ、カポエイラを習得している。回転系の蹴り技などを繰り出すこともある。カリスマ性も備えた影響力のあるファイターである反面、破天荒な行動を取ることもあるためメディアの話題になることも多い。2017年にはTIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選出され、同年プロボクシングデビュー戦でフロイド・メイウェザー・ジュニアと対戦し、ダウンなしの10R1分5秒のTKO負けを喫したが、このファイトマネーで3000万ドルを稼いだ。この試合の内容を観たマイク・タイソンからは「マクレガーをさらにリスペクトするようになった。A評価を与える」という評価を得た。

　ファッションセンスにも定評があり、男性スタイル・ファッション誌「GQ」の2017年ベストドレッサー賞で俳優やミュージシャンに並び4位に選出された実績もある。コナー・マクレガーは緑色のものを身に着ける祝日である「セント・パトリックデー」でグリーンをポイントカラーにしたジェイコブの「エピックX ローズゴールドブレスレット」を着用していた。

ジェイコブのめくるめく世界観

　ウォッチのみならずジュエリーも含め、ジェイコブの製品は創造性に富んでいる。創業者のジェイコブ・アラボは自身のキャリアをジュエリーブランドからスタートしたが、自分自身が思い描く時計を作りたいという気持ちを持ち続けた上で創業へと至った。「私の夢は常に、これまでにないものを生み出すことです。ブランドにとって、不可能を実現することが重要なのです」と語る。デザインを描く前から完成形が見えているというジェイコブ・アラボの頭の中にどんな革新的なアイディアが浮かんでいるのかを垣間見ることができるブティックに足を運んでみたいと思う。