クロノス日本版 9月号


Chronos 9月号(vol.108)8月3日発売

■第一特集 2023傑作時計深掘り

クロノス日本版 9月号

コロナ禍が終わり、大きく変わったのは新製品である。パンデミックが一段落し、制約のなくなった本年、各社は堰を切るかのように野心的な新作を投入した。共通するのは、かつてない機構と優れたパッケージングだ。では各社は、どんな意図で新作を創り上げたのか?スイスでの現地取材や、関係者からのインタビューを基に、2023年の傑作たちをいっそうディープに深掘りする。

■第二特集 アイコニックピースの肖像76 カルティエ 「パシャ」

クロノス日本版 9月号

1985年にお披露目された「パシャ ドゥ カルティエ」は、78年の「サントス ドゥ カルティエ」で軌道に乗った同社の時計作りを、もうひとつ上の階層に引き上げるものだった。
スポーティーな外観と、大振りなケースを持つ本作は、新しい層に訴求しただけでなく、複雑時計のベースにも向いていた。以降カルティエの成熟と共に、「パシャ」はアイコンとして成長を遂げることとなる。

代表作であるタンジェントの歩みから、ノモスというブランドの成り立ちと、その驚くべき進化をひもときたい。

■腕時計パラノイア列伝 第54回「ボールベアリングの巨人MPSへ潜入」

スイスの高級時計を裏で支える重要な立役者のひとつが、マイクロベアリングに特化したメーカー、MPS マイクロ プレシジョン システムズだ。1946年にエテルナマチックのためにボールベアリングを開発して以降、莫大な数のボールベアリングをウォッチメーカーに供給し、時計業界に貢献してきた。その製造現場に迫る。

[別冊付録]ジラール・ペルゴ「ロレアート」コレクションブック



【動画で解説】最強のフライバック機 ブレゲ「タイプXX」を機構からマニアックに攻める!

https://www.webchronos.net/features/99432/
なぜジラール・ペルゴは〝玄人愛好家〟を惹きつけるのか?

https://www.webchronos.net/features/99074/
オメガ シーマスターとは? 誕生の歴史・歴代モデルについても紹介

https://www.webchronos.net/features/93740/