パルミジャーニ・フルリエは、2022年のジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)においてレディースウォッチ部門賞に選出された「トンダ PF オートマティック」にふたつの新作を追加した。
自動巻き(cal.PF770)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。SS✕18KRGケース(直径36mm、厚さ8.6mm)。100m防水。376万2000円(税込み)。
36mmケースにふたつの新しいデザインが登場
自動巻き(cal.PF770)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KRGケース(直径36mm、厚さ8.6mm)。100m防水。570万7000円(税込み)。ブレスレットモデルは828万3000円(税込み)。
ステンレススティールとゴールドのコンビネーションモデル、そしてディープルビーダイアルのローズゴールドモデルというふたつの新作が、小ぶりな36mmケースの「トンダ PF オートマティック」に追加投入された。色調のコントラストと貴金属で表現されたこのモデルは、トンダ PFコレクションの基礎にある奥ゆかしさと多様性、端正で品性のあるミニマリズムを忠実に受け継いでいる。
流れるようなライン
パルミジャーニ・フルリエで創造プロセスの中心となるのは、純粋な美観の追求であろう。控えめで端正なスタイルが特徴のPFコレクションの中に、ローズゴールドとステンレススティールのコンビネーションの「トンダ PF オートマティック」を組み込むには、あるひとつの課題があった。
それは、PFコレクション特有の奥ゆかしさを損なうことなく、現代的なコンビネーションルックをデザインするということ。解決策となったのは、貴金属を使用して、ケースとブレスレットの造形的な特徴を強調することだった。たとえば、トンダ PFの精巧なローレット加工ベゼルは18Kローズゴールドで再現され、しなやかなブレスレットには徐々に細くなる形状を強調するために、ローズゴールドのリンクが採用された。
静謐な佇まい
36mmケースのトンダ PF オートマティックでは、40mmの「トンダ PF スポーツ オートマティック」と同じ美観と技術を、コンパクトで使いやすいサイズに搭載した。誰にでもフィットするジェンダーフリーなサイズの「トンダ PF オートマティック」は、2022年に発表された。
ダイヤモンドインデックスのローズゴールドモデルは、2022年のジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)でレディースウォッチ部門賞を受賞し、その真価が公に認められている。が、しかし、このコンビネーションモデルの出来栄えは、36mmのメンズモデルとしても十分にウォッチコニサーの心に響くことだろう。
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