ロンジンは、1954年に同ブランド初のウォッチコレクションとして登録されて以来、長年に渡り愛されてきた「コンクエスト」の新世代モデルを発売した。オリジナルを着想源にデザインを一新し、クロノグラフモデルと、3針モデルとしてケース径41mmと34mmの合計3モデルがラインナップされ、さらにそれぞれで3つのバリエーションが用意された。いずれも、クラシカルなテイストとスポーティーさが調和した、幅広いシーンにマッチするモデルに仕上がっている。
伝統的な「コンクエスト」コレクションが刷新
ロンジンは、1954年にロンジン初のウォッチコレクションとして登録されて以来、長年に渡り愛されてきた「コンクエスト」の新世代モデルを発売した。オリジナルモデルを着想源にデザインを一新している。
発表に合わせて用意されたのは3モデル。それぞれ、2トーンカラーのダイアルが印象的なケース径42mmのクロノグラフ、ビジネス用途からカジュアルまで幅広くマッチするケース径41mmの3針モデル、ダイヤモンドが配されたバリエーションも用意するケース径34mmの3針モデルとなる。
よりエレガントで洗練されたデザインへ原点回帰
従来モデルは、視認性を助ける大きなローマンインデックスや、太く直線的なペンシル針、大型のリュウズガードなど、どちらかと言うとスポーティーなテイストの強いデザインであった。今回のデザインの刷新に合わせて原点回帰が図られている。
ポイントはダイアルデザインである。インデックスは立体的なアプライド仕様のものを異なる長さで配置し、軽快なアクセントを与えている。さらに、50年代から60年代のモデルに見られた意匠を参考に、ダイアル外周に円状紋様のスネイル仕上げの細いラインを与えている。
ケースデザインは、ミドルケースとラグが一体化したモダンでスポーティーな仕立てに、必要十分なリュウズガードが与えられたものだ。シンプルにまとめられており、クラシカルなテイストもあるダイアルデザインとの組み合わせにより、ビジネスからカジュアルシーンまでマッチする汎用性の高いモデルに仕上がっている。
クロノグラフモデル
シリコン製ヒゲゼンマイに、耐磁性のアンクルとガンギ車を採用したCal.898.5を搭載するクロノグラフモデル。シャンパンゴールド×ブラック、シルバー×ブラックのパンダおよび逆パンダの3バリエーションが用意される。タキメータースケール付きのセラミックス製ベゼルにより艶やかな質感が楽しめる。
ケース径41mmの3針モデル
シリコン製ヒゲゼンマイに、耐磁性のあるアンクルとガンギ車を採用、さらに約72時間のパワーリザーブを備えるCal.L888.5を搭載する3針モデル。カラーはブルーとブラック、シルバーの王道的なバリエーションで、どれを選んでも間違いなさそうだ。なお、従来モデルではコンクエストのブルーモデルは人気を集めていたことを付記しておこう。6時位置にダイアルカラーと合わせたデイト表示を備える。時計仕上がり厚さが10.9mmと薄手の仕立てとなっている点にも注目。
ケース径34mmの3針モデル
シルバーサンレイダイアルモデル、マザー・オブ・パールにダイヤモンドインデックスモデル、ここにベゼル上にもダイヤモンドを配したモデルの3バリエーションが用意される。ムーブメントは41mmモデルと同様のCal.L888.5である。ダイヤモンド付きのモデルは明らかにレディース向けを意識したものであろうが、サンレイダイアルは41mmモデル同様の性能でコンパクトな仕立てとなっており、腕の細い男性にも歓迎されることだろう。
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