ジラール・ペルゴとアストンマーティンがパートナーシップ契約を更新

2024.02.13

ジラール・ペルゴと、英国のラグジュアリースポーツカーメーカーであるアストンマーティンは、コラボレーションのさらなる成功を目指して提携契約の更新を発表した。アストンマーティンの取締役会会長ローレンス・ストロールとジラール・ペルゴの CEO パトリック・プルニエは、両社の協力関係をさらに前へと進めるための合意書に署名。この決定は、両ブランドのファン、オーナーそしてコレクターを喜ばせることだろう。

ジラール・ペルゴとアストンマーティンのコラボレーション

ジラール・ペルゴとアストンマーティン

 ジラール・ペルゴとアストンマーティンのコラボレーションは 2021 年 1 月にスタートし、これまで5 本の特別な限定モデルを生み出した、ラグジュアリー分野を象徴するこの2 つのブランドの提携も3 年目となり、さらなる創造性に溢れたコラボレーションの新しい時代を迎えんとしている。

急躍進しているアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ 1®チーム

ジラール・ペルゴとアストンマーティン

 2023 年シーズン、急激な改善作により、チームは7 度の表彰台とコンストラクターズ選手権第5位を獲得し、若く有望なフェルナンド・アロンソはドライバーズチャンピオンシップ第4 位でシーズンを終え、さらに、ランス・ストロールはすばらしい走りを見せてトップ10 でフィニッシュするという約束を果たした。2 月29 日からバーレーンで始まる2024 F1® シーズンに先立ち、2 月12 日には最新マシンである AMR24 がお披露目予定であり、大いなる期待を寄せられている。

コラボモデルの変遷

 2021 年の「スリー・フライング ブリッジ トゥールビヨン アストンマーティン エディション」に続いて「ロレアート クロノグラフ アストンマーティン エディション」、2022 年にカーボンファイバー モデルの「ロレアートアブソルート クロノグラフ アストンマーティン F1 エディション」、最後の春には「ロレアート グリーン セラミック アストンマーティン エディション」、そして「ネオ ブリッジ アストンマーティン エディション」の発表でその年を締め括った。

 どのモデルも互いの革新力と技術力を尊重し合い、共有した成果と言える。たとえば、「ロレアート アブソルート クロノグラフ アストンマーティン F1 エディション」のケースには、2021 年シーズンに参戦したアストンマーティン F1® に使用されたチタンの粉末とカーボン素材が採用されている。さらに、アストンマーティンが設計したムーブメント部品が組み込まれているモデルもあり、カラーにはこのF1® マシンで有名なグリーンを採用。アストンマーティンのロゴマークもさり気なくデザインに取り入れられ、両社に共通する最上級のクラフツマンシップが常に注ぎ込まれ、精緻な仕上げを常に施している。

最新コラボ「ネオ ブリッジ アストンマーティン エディション」

ネオ ブリッジ アストンマーティン エディション

ジラール・ペルゴ「ネオ ブリッジ アストンマーティン エディション」
自動巻き(Cal.GP08400-2164)。29石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約48時間。Tiケース(直径45mm、厚さ12.18mm)。30m防水。世界限定250本。496万1000円(税込み)。

 ジラール・ペルゴの「ブリッジ」シリーズから発表された最新作コラボ「ネオ ブリッジ アストンマーティン エディション」。本作が第5作目のタイムピースである。アストンマーティンの次世代スポーツカーであり、世界初のスーパーツアラーとして打ち出した DB12 からインスパイアされているその特徴は、ブラックDLC加工された、チタン製ケース。直径44mmだが厚さは12.18mmと薄く、DB12のグラマラスでセクシーなプロポーションを想起させるカーブが随所に見受けられる。


Contact info: ソーウインド ジャパン Tel.03-5211-1791


ジラール・ぺルゴ新作「ネオ コンスタント エスケープメント」。極薄シリコン製ブレードがかなえるコンスタントフォース機構

https://www.webchronos.net/news/103116/
ロレアート発、ジラール・ペルゴの人気旋風。今後、市場でのポジションが変わる? 時計専門店BEST ISHIDAが分析

https://www.webchronos.net/features/101864/
「ロレアート スケルトン」でジラール・ぺルゴの“ラグスポ”は円熟の域へ

https://www.webchronos.net/features/101764/