ルイ・エラールのエクセレンスより、アトリエ・オイとのコラボレーションモデル第2弾が登場

ルイ・エラールは、2024年4月16日より開催されたミラノデザインウィーク2024にて、スイスのデザイナー集団「アトリエ・オイ」とのコラボレーションモデルを披露した。放射状にエングレービングが施されたダイアルを備える本作は、コンテンポラリーアートが反映された挑戦的なアートピースに仕上がっている。24年5月より、世界限定で18本のみが販売される。

アトリエ・オイとのコラボレーションモデル第2弾

　ルイ・エラールは、2024年の新作として、スイスのデザイナー集団アトリエ・オイとのコラボレーションモデルを披露した。多くの著名なクリエイターとのコラボレーションを実現してきたルイ・エラールとアトリエ・オイとのコラボレーションは、今回で第2弾となる。24年5月より、世界で18本のみが限定販売される。

　ルイ・エラールは、機械式腕時計をより身近なものとするためには、新たな解釈や挑戦に加え、現代的なものづくりやアートの一面が不可欠としている。この哲学に基づき、21年には初めてルイ・エラールとアトリエ・オイとのコラボレーションが実現。デザインや建築の分野に秀でるアトリエのクリエイティブによって、ブランドは時計製造の伝統的で厳格な領域に挑戦的な一歩を踏み込んだ。

　新作のベースモデルには、ルイ・エラールのアイコンモデルである「エクセレンス レギュレーター」が選択された。アトリエはその制作にあたり、「中⼼から外に向かって放射すること」、「⽇時計の形を彷彿とさせるように、サブダイヤルやインデックスといった技術的な要素を可能な限り減らすこと」というデザインコンセプトを掲げ、極めてミニマルなダイアルレイアウトを採用した。

　ダイアルの意匠は、アトリエ・オイのメンバーが持つ素材と光の戯れに対する情熱を象徴している。60本もの光線が非対称に刻まれており、光の反射によってコントラストが浮かび上がる。また、光線の行き着く先はそれぞれ分⽬盛の役割を果たしており、5分毎にラインを強調するなど、現代アートを想起させるデザインと判読性の両立が図られた。

　ストラップはカラーリングに合わせたグレインブルーカーフレザーを採用。2Nゴールド製ダイアルとの組み合わせは補色効果を生み出し、それぞれの鮮やかさが際立っている。

アトリエ・オイ

　オーレル・エービ、アルマン・ルイ、パトリック・レイモンドによって共同創設されたデザイナー集団。3人はスイス建築家連盟FAS のメンバーであり、世界各地で展覧会を開催する傍らで、各国のデザイン機関で客員教授を務めている。30年間に渡るその活動は世界的な評価を獲得しており、複数のIFデザイン賞、ユーロパン3賞、ヨーロッパ・ミュージアム・オブ・ザ・イヤー賞、レッドドット賞、アーキテクチュラル・レコードのプロダクト・オブ・ザ・イヤー賞など、権威ある賞を多く受賞している。