ジェラルド・チャールズ、新作「マスターリンク」を発表。一体型金属ブレスレットに注目

2024.05.30

ジェラルド・チャールズは、一体型のブレスレットを備える新作コレクション「マスターリンク」を発表した。象徴的なマエストロケースの形状と調和し、滑らかに接続するアシンメトリーデザインのブレスレットを特徴とするコレクションだ。ブランド初のブレスレットコレクションとして展開され、ダイアルカラーはブルーとシルバーの2色で展開される。

マスターリンク


マエストロコレクションで初となるブレスレットモデル

 ジェラルド・チャールズは、ウォッチズ&ワンダーズ 2024にて、新作「マスターリンク」を発表した。ケースとブレスレットがシームレスに繋がる、ブランド初の一体型フォルムを採用したコレクションだ。ブルーとシルバーのダイアルバリエーションが存在する。

マスターリンク

(左)ジェラルド・チャールズ「マスターリンク」 Ref.ML1.0-A-01
(右)ジェラルド・チャールズ「マスターリンク」 Ref.ML1.0-A-18
自動巻き(Cal.GCA 5401)。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(縦38mm×横38mm、厚さ7.99mm)。10気圧防水。各428万2300円(税込み)。

 ジェラルド・チャールズは、ジェラルド・チャールズ・ジェンタの名前を冠したブランドとして、2000年に創業されたブランドだ。すべての現行モデルは04年にジェラルド・ジェンタによってデザインされたオリジナルをベースとしており、そのコレクション名にはもれなく“マエストロ”の名が冠されている。

 新作であるマスターリンクの特徴は、ブランドを象徴するマエストロケースと調和するブレスレットである。ケースとシームレスにつながるアシンメトリーデザインを採用しており、エレガンスでありつつ、スポーティさが際立つ洗練されたスタイルを確立している。ブレスレットのデザインは全体を通して流線形であり、クラスプとそのプッシュボタンについても、目立たぬようブレスレット内部に収められた。

マスターリンク

ブレスレットのシームレスな一体型フォルムは、マエストロケースの6時位置の「スマイル」を際立たせている。ブレスレットを新たに設計するにあたり、製造に至るまで4年近くの時間を要したという。

 腕時計本体のケースは7.99mmと極めてスリムな仕上がりだ。良好な付け心地をもたらす厚さと言えるだろう。その上、リュウズはねじ込み式のため、高い防水性を有している。

 ダイアルの模様は、イタリアンスタイルのエレガントなストライプスーツからインスピレーションを得た、くっきりとした縦方向の縞模様だ。カラーバリエーションはシルバーとブルーの2種。配置されたインデックス、針、ミニッツマーカーについては新たに設計されたものであり、そのスリムなシェイプは視認性を確保しつつも、腕時計全体の薄型化に貢献している。

 搭載する自動巻きムーブメントCal.GCA 5401は、ヴォーシェ・マニュファクチュール・フルーリエとの協業によって製造されたものだ。マイクロローターの採用でその厚みは2.67mmにまで抑えられており、ブランドによってその信頼性、精度、機能性が保証されている。

マスターリンク

トランスパレント仕様のケースバックからは、オフセットセンターのマイクロローターに加え、メゾンの独自性を示す星型のスクリューが覗く。


Contact info:ジェラルド・チャールズ・ジャパン Tel.03-5422-8087


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