1975 年に始まったジラール・ペルゴのロレアートに、異なる形状と仕上げの組み合わせが華やかな 42 mmのピンクゴールド モデルが新たに発表された。クル ド パリ モチーフが光をとらえて魅力的な表情を見せる文字盤は、セージグリーンと、ウルトラマリンブルーが採用された。
1975 年から受け継がれるロレアートの魅力的なシルエット
自動巻き(Cal.GP01800-2311)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約54時間。18KPGケース(直径42mm、厚さ10.68mm)。50m防水。730万4000円(税込み)。
辞書で「セージ(sage)」という言葉を探してみると「wise, especially as a result of great experience(知恵、素晴らしい経験とともに備わる知恵)」と、ジラール・ペルゴを形容するにふさわしい語義が記されている。
自動巻き(Cal.GP01800-2311)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約54時間。18KPGケース(直径42mm、厚さ10.68mm)。50m防水。730万4000円(税込み)。
「ウルトラマリンブルー」は、紀元前 4 千年紀にまで遡ることのできるラピスラズリの色だ。「海を越える」という意味のラテン語「ultramarinus」に由来し、アフガニスタンのダフシャーンの山々を原産地とする石である。ウルトラマリンブルーは「トゥルーブルー」と呼ばれることもあり、後に多くのルネッサンス絵画の特徴となった。ただしとても高価であったため、当時画家たちが使用できたのはごく微量であった。
自動巻き(Cal.GP01800-2311)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約54時間。18KPGケース(直径42mm、厚さ10.68mm)。50m防水。498万3000円(税込み)。
1975 年、ジラール・ペルゴは、自社デザインの異なる形状の組み合わせが美しい初代ロレアートを発表した。八角形のベゼルは円形の台座と、さらに角度をつけたトノー型ケースの上に配されている。ポリッシュ仕上げとサテン仕上げによる質感の違いが全体に繊細な魅力をもたらし、これは新作のロレアート ピンクゴールド モデルにも受け継がれている特徴だ。この異なる形状と対照的な仕上げがお互いの美しさを際立たせ、遠くから見てもすぐにロレアートと認識できる。
美しいムーブメントの仕上げ
191 個の部品で構成される自社製キャリバー GP01800、自動巻きムーブメントは仕上げも非常に美しい。地板にはペルラージュ装飾、一部の部品には面取り加工、ミラー仕上げ、サテン仕上げ、さまざまなエングレービングを施している。ブリッジは直線状のコート ド ジュネーブ装飾、ピンクゴールド製ローターは円弧状のコート ド ジュネーブ装飾だ。パワーリザーブは約 54 時間となっている。
ロレアート ピンクゴールド
ミニッツトラックに触れそうなほど長い秒針
ゴールドバトン型の時針と分針に、同じバトン型のインデックスを取り合わせることで統一感のあるスタイルに仕上がった。針とインデックスには蓄光塗料が塗布されているので、暗がりでも十分な視認性を確保できている。GP をテーマにしたカウンターウェイト付きのセンターセコンドは、フランジのミニッツトラックに触れそうなほど長いため、目盛りが読み取りやすい。日付は 3 時位置に配され、メインの文字盤に合わせたセージグリーンやウルトラマリンブルーのディスクにホワイトの数字で示している。ゴールドの GP が 12 時位置、その下にはホワイトのブランド名と GP のロゴを配している。
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